「風の言葉に聞く」
風の如くに 流れる音
これ世の声と 認め
耳に手を当て 澄ますべし
その音 奥の遠くにも
小さき声 まだ回廊の如し
往じゅうするもあり
小さき遠き言葉の祈り
己知らずしても
世の人は知るもあり
その言葉 以て その人の
知るべき心の糧と
なるやも知れぬ
以て これも 貴きものとなる
以上
「風の言葉に聞く」
風の如くに 流れる音
これ世の声と 認め
耳に手を当て 澄ますべし
その音 奥の遠くにも
小さき声 まだ回廊の如し
往じゅうするもあり
小さき遠き言葉の祈り
己知らずしても
世の人は知るもあり
その言葉 以て その人の
知るべき心の糧と
なるやも知れぬ
以て これも 貴きものとなる
以上