「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

日本マック女性社長は近江商人の「三方よし」商法から見習え!

2014年07月30日 | 外交・安全保障問題
 日本マクドナルド社の女性社長の期限切れ食材使用への公式エクスキューズは、日本人には、「上から目線の言い訳」にしか聞こえないはずです。聞いていてつくづく国民性の違いがあり、思わずドン引きしましたね。

過去の「船場吉兆」や「赤福」の問題を学習していなかったようです。

生じた問題がいかに企業の経営に与えるインパクトが大きくないかを一生懸命説明しようとしていましたが、米国株主には通用しても日本の消費者には通用しない事がわからないようです。

外注していた上海福喜食品の工場側がたとえ数人だろうが故意に工作をしていたとするなら、やはり未然に防止できていなかった事実がある以上は会社全体の問題であり、米国MBAが唱えるようなグローバル企業のリスクマネジメントだとしても結果的に起きた事象から考えれば不合格ですよ。その点に素直に言及できていない点が納得できませんね。

「簡単に謝ってはいけない」という米国訴訟社会特有のカルチャーの違いと言ってはそれまでですが、日本純正のサービス精神から考えれば不合格と言わざるを得ませんね。

日本古来の近江商人の「三方よし」商法から見れば、提供した商品が良くないのですから、言い訳は効かないのです。やはり提供する側の最終責任は転嫁できません。

わがことのように謝罪する精神がないあたりが日本人には不誠実に映りますね。トカゲのしっぽ切りのようなものです。

まあ、ここでこんなことを言っても仕方ありませんが、経営トップになる前に日本型商法を徹底的に研究しておくことをお勧めしたかったと思います。

日本マクドナルド社は、「食の安全」の文化醸成に向けて真剣に考えていただきたいと思います。

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