きくちゃんのきままな日記

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「日本の家紋カッケー!」家紋の由来とランキング そのデザインに外国人感激

2016-09-20 12:00:34 | 日記




家紋のはじまり
『源氏物語絵巻』匂宮(平安時代後期)
家紋の始まりは今から10世紀ほど遡った平安時代、藤原実季(ふじわら の さねすえ)が牛車に「巴(勾玉のような形をした文様)」を付けたことにより始まったと云われています。その頃、宮中に出入りする車が多くなり誰が乗っているのかを表す目印として、公家たちの間で広まっていきました。ただ、この時代の貴族たちが付けた紋章は装飾的な意味合いが強く、牛車のほか調度品や衣裳などにも好みの文様を付けていたようです。
装飾から軍事的要素へ
『源平合戦図屏風』
鎌倉時代になると、家紋は武家へ浸透していきました。武家紋の始まりは、源平合戦における紅白の幟(のぼり)だと云われています。装飾的な意味合いで使われていた平安時代と違い、鎌倉時代では武士たちが戦の際「旗指物(はたさしもの:竿の先に布切れなどを付けた幟)」に家紋を描き、敵味方の区別を付けるようになりました。また敵味方の区別だけでなく、旗指物には守護神を招き寄せ戦勝を祈願すると云う意味も込められていたそうです。
一般的に敵味方の区別を求められた武士の家紋はシンプルなものが多く、貴族の家紋は複雑で繊細なものが多いようです。鎌倉時代末期には、諸国のほとんどの武士に広まり、鎧兜にも家紋を付けるようになりました。


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