カスピ海ヨーグルトの日 かすぴかいよーぐるとのひ
家森幸男氏とフジッコで、2007年より11月18日を『カスピ海ヨーグルトの日』と制定し、日本記念日協会の認定を受けています。
コーカサス地方のセンチリアン(百歳寿)のように「いい一杯(1・1・1・8)」のヨーグルトを毎日飲んで「生き1生き1(いきいき)いっ1ぱい8」の元気あふれる暮らしをお互い願う日と定めています。
・ヨーグルトYoghurt よーぐると
バルカン半島、中近東で紀元前より保存食品として作られ牛、やぎ、羊の乳を発酵させた発酵乳をいう。
ヨーグルトを常用していたブルガリアBulgariaに長寿の人が多いことからソ連のメチニコフMechnikovによって20世紀初頭に論じられ世界中でヨーグルトの有用性が認められていった。
日本国内でも1915年チチヤス乳業が日本初のヨーグルトを発売しているが一般に普及したのは戦後になってから。日本では、ブルガリア菌、ラクチス菌、クレモリス菌の乳酸菌による製造が多く、脱脂粉乳を使った口当たりのよいヨーグルトは柔らかく、寒天、ゼラチンが硬化のために用いられている。
乳固形分(牛乳のかたまり、凝乳)を多くすることによって硬さの調節もされる。
日本人のヨーグルト摂取量は1日に平均 20gと欧米諸国では平均 200gでありプレーンヨーグルト、フルーツヨーグルト、飲むヨーグルト(液体タイプ)がある。レタス、果物と合わせてサラダ、デザートに利用している。
発酵によって乳蛋白質、カルシュウムが吸収されやすい状態となり、乳酸菌がビタミンB群を作りだす。
全脂無糖100g中でエネルギー62kcal、水分87.7g、タンパク質3.6g、脂質3.0g、炭水化物4.9g、灰分0.8g、ナトリウム48mg、カリウム170mg、カルシウム120mg、マグネシウム12mg、リン100mg、鉄Trmg、亜鉛0.4mg、銅0.01mg、マンガンTrごmg、ビタミンA効力:33μg、ビタミンD:0μg、ビタミンE:0.1mg、ビタミンK:1μg、ビタミンB1:0.04mg、ビタミンB2:0.14mg、ナイアシン0.1mg、ビタミンB6:0.04mg、ビタミンB12:0.1μg、葉酸11μg、パントテン酸0.49mg、ビタミンC1mg、コレステロール12mg、食塩相当量0.1gを含む。
ヨーグルトは牛乳を飲むと下痢しやすい乳糖不耐症の人に利用できる。乳酸菌が腸内の腐敗菌を抑制、整腸作用があることが認められ腸の粘膜を強くし、免疫力を高め花粉症の症状を和らげる。胃潰瘍の原因とされるピロリ菌を減少させ、感染症の予防に役立っている。
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