女性の成人式は初めて「裳」をまとう事から「裳着」という。
愛子様のブラウスは柔らかい素材の白地に青の花柄でまるで「裳」をブラウスに仕立てたようだ。
そして、ワイドなパンツは袴のよう。
古くから伝わる伝統色の丁子色だ。
踵の無いペッタンコの靴でより袴のように見える。
愛子様は今年度から対面授業を受ける事になり、初日の１２日にちょっとした会見が開かれた。
服装は普段着に見えるが、皇女らしく深い意味を込めたものと思われる。
「裳」は十二単などの古式装束で腰に付ける長く柔らかい布。
高貴な人物が正装の時に身につけるもので、十二単では鳥や竹など縁起の良い動物や植物を青く染めた。
丁子とは別名クローブ。
有名な香辛料で古くから染料としても使われた。
