眞子様と佳子様は大学の入学式で「テーラードカラー」のスーツを着用した。
「テーラードカラー」はフォーマル用であって、ビジネス用ではない。
ビジネススーツが「テーラードカラー」なのは、正装となる格の高い仕事着として作られたからだ。
「テーラードカラー」は男性用ではない。
女性の社会的な地位向上によって、男女の礼服が同格になった。
「テーラードカラー」のような格の高い形の礼服が着られるようになった。
社会的に高い地位に就くのは男性で、女性は社会的な地位に就かない。
そうした男女の格差に合わせて、服装の決まりは男女別に設けられていただけである。