秋篠宮ご夫妻の戴冠式出席は調整中(日本経済新聞では検討)という事で、
秋篠宮ご夫妻では厳しい
陛下にお出ましいただく
と変更になる事が予想される。
決定前の調整中での発表は、人選の過程を明らかにし、
『秋篠宮ご夫妻を最初から排除した』
と誤った認識を持たれないようにする為だ。
『宮内庁や政府は秋篠宮ご夫妻で予定していた』
『最初から排除した訳ではない』
『国王や大統領という国家元首の出席が多く、秋篠宮ご夫妻の出席では日本だけはるか下位の別席になってしまう』
という話は、後で口頭で説明しても受け入れられない。
チャールズ国王の戴冠式には欧州王室から殆ど国王が出席する。
なぜなら、
オランダの即位式と令和の即位の礼の出席者はほぼ同じ顔ぶれ。
オランダ即位式から10年。
代替わりが進み、殆どの国王はチャールズ国王よりはるかに若く、皇太子である長女は大学生や未成年。
代理で出席できる皇族が居ない。
さして遠くないイギリスの重要な式典に国王が行かない理由が無い。
デンマークは両方の即位式に出席している皇太子夫妻の可能性が高いが。
デンマーク皇太子の母マルグレーテ女王とエリザベス女王、エリザベス女王の夫フィリップ殿下の3人はイギリスのヴィクトリア女王の玄孫。
また叔母がギリシャ王家に嫁ぎデンマーク皇太子はギリシャの最後の国王の甥である。
ギリシャ王家はチャールズ国王の父フィリップ殿下の本家。
関係は深い。
そもそもデンマーク王家は、イギリス、スウェーデン、ノルウェー、ギリシャの王室の本流。
皇太子であっても厚遇を受ける対象となる。
秋篠宮殿下は皇太子と同じ、欧州王室の皇太子と同じ待遇を受けられると考えるのは、間違っているだろう。
余談だが、デンマークのマルグレーテ女王は法制度の改正によって皇太子となり王位を継承。
デンマークも改正前は男系男子継承の法律で父王の弟、マルグレーテ女王の叔父が後継者となっていた。
女王も皇太子も女子の王位継承が認められた事で今の位にある。
秋篠宮殿下を皇太子と同等とはとても認められないだろう。