東山 準備1カ月半で鉄人レース完走
少年隊の東山紀之(38)が17日(日本時間18日)、「JALホノルルトライアスロン2005」に参加して完走、3時間3分11秒(暫定、正式記録は後日発表)の好記録をマークした。トライアスロン初挑戦で4時間を目標としていた東山はレース後「この瞬間のために生きてきたみたいです」と会心の笑み。わずか1カ月半の準備期間で精神と肉体を鍛え上げ、文字通り鉄人となった。
51・5キロの過酷なレースのラスト。ワイキキのメーンストリート、カラカウア通りを東山は駆け抜けた。呼吸は乱れておらず、カピオラニ公園でのゴール時は右手で小さくガッツポーズ。記念のメダルをいとおしそうに見つめた。
スイム(水泳)1・5キロ、バイク(自転車)40キロ、ラン10キロの、オリンピック・ディスタンスで行われた大会。男性の35~39歳の部に出場し、105人中53位(暫定)。目標とした4時間を約1時間も縮める大健闘を見せた。
レース後は「こんな喜びがあったとは」と少年のような笑顔。「今年で39歳。僕が頑張ることが、皆さんが勇気を持って生きるきっかけになればと思って走りました」と満足そうに話した。
プレッシャーをすべてプラスに変えた。今回の挑戦は、司会を務める日本テレビの情報番組「@サプリッ!」(日曜前10・55)の企画として自ら発案し、2月末の記者会見で公表。レースの模様は今月24日の同番組で放送される予定で、トレーニングから大会まで、テレビカメラが密着した。
途中棄権やぶざまな走りは許されない状況。「格好つけたがり屋なんで。心の中でヒーヒー言ってたけど、いいところ見せたくて」と打ち明けた。
大会まで与えられた時間はわずか1カ月半。シドニー五輪のトライアスロン日本代表・福井英郎コーチの下、肉体改造と精神力強化に挑んだ。仕事と並行して1週間に5キロ以上の水泳、バイク150キロ、ラン40キロの課題をこなした。直前までペース配分をつかめず、常に冷静な東山が海でおぼれる夢を見続けたという。
「今夜からよく眠れる」と安堵(ど)する一方で早くも次の目標を口にした。「45歳くらいで、メンバー(錦織一清、植草克秀)とトライアスロンをやってみたいし、山にも登りたい。富士山から始めてエベレストまで…。あ、また、余計なこと言っちゃったよ」と頭をかいた。
[ 2005年04月19日付 紙面記事 ]
スポニチ
少年隊のヒガシ完走 ハワイ・ホノルルトライアスロン2005
【ホノルル江川悠】少年隊の東山紀之(38)が17日(日本時間18日)、米ハワイ州オアフ島で、「JALホノルルトライアスロン2005」に出場。目標タイム(4時間以内)を大幅に上回る3時間3分11秒で完走した。35歳~39歳の部にエントリーし、初挑戦にして105人中53位と大健闘した東山はレース後、「ボクが頑張ることによって、皆さんに勇気を持ってほしかったので、(皆さんの)何かのきっかけになってくれれば!!」と同世代にエールを送った。
105人中53位
「ボクも背筋がピンとするようなことをやりたい。4時間以内で完走を目指します!!」-。
東山がメーン司会を務める日本テレビ系=中京テレビの情報番組「@サプリッ!」(日曜午前10時55分放送)の企画で、共演者の浜口順子(19)と、お笑いコンビ「インパルス」の堤下敦(27)が青梅マラソン(2月20日)に出場。これに刺激を受けた東山は、同番組内で、過酷なレースへ出場することを宣言したのだった。
本番まで1カ月半。トライアスロンのシドニー五輪日本代表の福井英郎さん(27)を専属コーチとして招き、週6日間の本格的なトレーニングに取り組んだ。今月初旬には、日体大のトライアスロン部と合同で練習に挑んだり、同6日から3日間にわたるサイパン合宿も敢行。
本番前日の16日までに、1週間でスイム5キロ、バイク150キロ、ラン40キロと、実戦形式の超ハードなメニューをこなしたが、スイムでのペース配分が最後までつかめず、不安を残したという。
しかし、レース当日、東山は落ち着いていた。序盤からライバルたちにぐんと離されたが、惑わされることなく、マイペースを保った。得意のランでは、ファンの声援にも笑顔で手を振って応えるなど、苦しい表情も見せずに、最後はガッツポーズでゴールを飾った。
レースを終え、東山は「この瞬間のために生きてきた」と興奮冷めやらぬ様子で話し、「自分のペースをしっかり守れたと思う」と振り返った。完走の証しのメダルを手にし、「メダルなんて初めてもらった。うれしいものですね。金メダリストが自慢する気持ちがよく分かった」と感無量の表情。福井コーチも「上出来だと思う。たった1カ月半でこれだけできるようになったのは、すごい!!」と目を細めた。
来年も? と報道陣にそそのかされると、「今度は45歳で挑戦しようかな」と意欲をみなぎらせ、「次は、(少年隊の)メンバーに出てほしい。植草(克秀)も、おだてると出るんじゃないの!」と“挑発”していた。
レースの模様は、24日放送の「@サプリッ!」でドキュメンタリーとして放送される。
トーチュウ
鉄人東山 ホノルルトライアスロン完走
前日副鼻腔炎で注射打つも38歳の根性見せた
【米ハワイ17日(日本時間18日)=土屋孝裕】少年隊の東山紀之(38)が、ホノルル市内で行われた「JALホノルルトライアスロン2005」に出場、見事完走した。五輪と同じ距離のスイム1・5キロ、バイク(自転車)40キロ、ラン10キロを、トライアスロン初挑戦としては好タイムとなる3時間3分11秒でゴール。鉄人の称号を得たヒガシは喜びを爆発させた。レースの模様は24日の日テレ系「@サプリッ!」(日曜・前10時55分)で放送される。
実った1か月半の急仕上げ
「この瞬間のために生きてきたって感じだね。楽しかった~!」報道陣の前ではめったに表情を崩すことのないクールな男が、子どものような満面の笑みを浮かべた。“鉄人レース”初挑戦での完走。ゴール地点では右手で小さくガッツポーズをつくり、3時間を超える自分自身との戦いに勝利した喜びをかみしめた。
「自分の頑張る姿を見せて、元気な30代が増えれば」との思いでトライアスロン挑戦を発表したのが2月下旬。それから、シドニー五輪トライアスロン日本代表、福井英郎選手(27)の指導の下、約1か月半、猛特訓を積んできた。1週間に水泳5キロ、バイク150キロ、ランニング40キロ以上、休みは週一という「プロの選手以上」のハードトレーニングを仕事の合間にこなしてきた。
それでもやはり急仕上げ。苦手の水泳では4月初め、日体大トライアスロン部との合同練習で、自分のペースを失い、何度もおぼれかけたという。サイパン合宿を経て14日にハワイ入りしたが、副鼻腔(くう)炎にかかり注射を打つなど「前日まで不安要素があった」。冷静沈着なヒガシがいつになくナーバスな気持ちで臨んだ本番だった。
本番に強いのは大物の証し。スイムを順調にこなすと、最後のランでは沿道に手を振る余裕を見せる快走を見せた。福井コーチが「素晴らしい。バイク、ランは予想以上。2か月半でここまでできるなんて」とベタボメする展開。結果、目標の4時間以内を楽に達成する3時間3分11秒、35~39歳クラスで105人中53位(暫定)。「本音は3時間をきりたかった」と振り返ったが、福井コーチが「3時間20分はかかると思っていた」と驚くほど、2か月半の経験値では異例の好記録だ。
再挑戦について「45歳ぐらいでまた。メンバーにも出てほしいな。植草はおだてると出るんじゃないかな」と3人そろっての出場も予告した。
ハワイの灼熱(しゃくねつ)の太陽の下、皮膚だけでなく、精神的にも一皮むけたヒガシだが、まだまだ意欲はつきない。「山に登ってみたい。富士山ぐらいから始めて。エベレスト? いいね」ヒガシなら本当に近く実現させてしまいそうだ。
日テレ「@サプリッ!」密着
ヒガシの健闘は、司会を務める日テレ系「@サプリッ!」でドキュメンタリー形式で24日に放送される。もともと、同番組の企画として始まったとあって、大会ではテレビカメラがヒガシに密着。思わぬ舞台裏も披露されそう。ヒガシもファンに喜びを報告する予定。また、大会にはリサ・ステッグマイヤー(33)らも出場した。
報知
38歳鉄人だ!ヒガシ!!
少年隊の東山紀之(38)がハワイ・オアフ島で18日(現地時間17日朝)に行われた「JALホノルルトライアスロン2005」に出場し、3時間3分11秒、105人中53位(暫定)という初挑戦としては驚異的な記録でゴールを果たした。2月27日にトライアスロンへの出場を宣言した東山は「なせば成る。本当にうれしい」と感激の表情を浮かべた。
ゴールの瞬間、東山は右手のこぶしを突き上げガッツポーズ。顔をうつむき加減にし、喜びをかみしめた。「この瞬間のために生きてきた。こんな喜びがあったのか。本当に楽しかった」と感無量の表情を見せた。
1204人が参加した同大会で東山が挑戦したのは105人が走った年齢別「35~39歳男性」の部。スイム1・5キロ、バイク40キロ、ランが10キロの計51・5キロだ。
日本テレビ「@サプリ」(日曜 前10・55)の企画からスタート。発表会見では「目標は4時間を切ること」と話した。それから1カ月半、副鼻腔(びくう)炎に苦しみながらもシドニー五輪トライアスロン日本代表・福井英郎氏(27)の指導を受けてトレーニングを積んできた。1週間でスイム5キロ以上、バイク150キロ以上、ラン40キロ以上に及ぶ過酷なメニューをこなした。その結果が初挑戦で3時間3分11秒(暫定)、エントリー105人中53位(暫定)という好記録につながった。
「不安だった。ハートブレークヒル(心臓破りの丘)がきつかったけど、そこを越えたらイケると思った」と東山は競技を振り返った。「心身が試される競技。弱い自分の精神を叩き直したかった。僕が頑張ることで、皆さんに勇気を持って生きてほしいと思った」と話し、メダルを誇らしげに見た。
今後は「山にも登ってみたい。富士山から始めて…」と38歳のさらなるチャレンジを宣言した。レースの模様は24日の日本テレビ「@サプリ」で放送。
デイリー
鉄人ヒガシ、トライアスロン完走
【ハワイ17日=松田秀彦】「JALホノルルトライアスロン」に出場した少年隊の東山紀之(38)が、好タイムで完走を果たした。準備期間わずか1カ月半という条件の中で、五輪競技としても知られる過酷なレースに初挑戦。「4時間完走」という目標を大幅に上回る3時間3分11秒でゴールインした。38歳にして自分に課した大きく厳しい試練を、公約通りクリアしてみせた。
ゴールが近づくと、東山の脳裏を厳しいトレーニングの日々がよぎった。「やってよかった」。スイム1・5キロ、バイク40キロとクリア。最後のラン10キロでも、足取りは最後まで乱れなかった。ゴールインすると、右こぶしを握って、喜びをかみしめた。コーチのシドニー五輪トライアスロン日本代表福井英郎さんに握手を求められ「できすぎですよ」と言葉をかけられると「やった、やった」と無邪気に喜んだ。
スタート直前まで不安を抱えていた。本格的トレーニング開始は3月に入ってから。経験者のタレント間寛平も「難しいのでは」とみていた。同コーチの指導のもと、水泳5キロ、バイク150キロ、ラン40キロというプロ選手並みのノルマを毎週こなした。低酸素室のランニングや日体大トライアスロン部との合同練習にも取り組んだ。低い体脂肪率(6~7%)が浮力を減少させてしまう水泳が最大の課題だった。フォーム矯正に取り組み、直前のサイパン合宿も水泳中心。
ハワイに14日に入り、泳ぎをメーンに調整を続けた。海水が大量に鼻に入り激しい頭痛を伴う鼻腔(びこう)炎を患い、痛み止め注射も打った。「心身の強さを試されるスポーツを通して何かをつかめれば」と挑戦を決めたが、本番直前まで「(完走できるか)正直不安で怖かった」という。不安から寝汗を毎日かいた。
この日は総勢1204人が出場。400メートルほど泳いだ時点でペースをつかみ「最後までいける」と確信。目標タイム4時間を大幅に上回り、35~39歳のカテゴリーで105人中53位だった。同コーチが「本番に強いので驚きました」と舌を巻けば、競技関係者も「初級者レベルを超えています」と驚いた。東山は「何回かチャレンジできるような気がしてきた。今度は山登りでもしようかな」。チャレンジ精神はとどまることを知らなかった。
[2005/4/19/07:42 紙面から]
ニッカン
東山紀之到美國挑戰" triathlon "
少年隊的成員東山紀之17日(日本時間18日)時到美國參加「JAL檀香山Triathlon 2005」活動。triathlon比賽中要挑戰1.5公里游泳、40公里騎自行車以及10公里的長跑。而第一次參加triathlon的東山紀之,以3小時3分11秒的時間挑戰完全程,在男性35歲~39歲部門中的105名挑戰者裡排名第53。比賽過後,東山紀之露出滿足的笑容說「我今年39歲,希望我的努力也能帶給大家勇氣,我是抱著這樣的想法在跑。」
東山紀之在日本主持的節目「@Supli」中的成員濱口順子和搞笑團體「impulse」的堤下敦都參加了2月20日舉行的青梅馬拉松,東山紀之在知道以後也決定要參加體育競賽活動,因而形成了這次參與「JAL檀香山Triathlon 2005」的契機。而24日播放的「@Supli」也將播出這次比賽的畫面。
2005/4/19 哈日館 MIDORI報導
哈日館
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鐵人一枚~