10月30日(日) 四国初となる 『 ふれあう会 ・ 初級訓練会 』 を
愛媛県動物愛護センターにて開催しました
『 ふれあう会 』 には60名が参加、
『 初級訓練会 』 は15組、見学者を含めると40名を越えました。
ありがとうございました
まず、愛護センター職員さんによるセミナーを受けます
収容される犬・猫たちの理由です。
飼い主が直接愛護センターに持ち込む犬猫は、
適切なしつけができない・病気や高齢で死に目を見たくない・
死体の処分に困るから生きたうちに・
赤ちゃんが生まれ飼い主が見つからないなどの理由。
その他は、迷い犬猫や、飼い主に捨てられた犬猫です。
機会があれば、ぜひ愛護センターのセミナーを受けて下さい。
国際セラピードッグ協会 大木トオル代表による 『 ふれあう会 』
セラピードッグたちによるデモンストレーション
足元を注意深く見て、歩行の速度を変えているのが分かります
車椅子による歩行も体験していただきました。
奥のセラピードッグ、ピースはリーダー的存在。
福岡の平和台球場で餓死寸前のところを保護された元捨て犬です。
手前のセラピードッグ、小太郎は天真爛漫で人が大好き。
千葉の愛護センターで殺処分前日に大木代表に救出された元捨て犬です。
元捨て犬が、今度は人をサポートするセラピードッグとして立派に成長し
こうして愛護センターを訪れていることに大きな意義を感じました。
四国初開催 『 初級訓練会 』
飼い主は安全で正しいリーシ(リード)の持ち方を。
飼い主として、リーダーとして、犬との接し方を再確認!
皆さん笑顔です 飼い主も犬達もとても楽しく多くのことを学べました。
早くも次回の開催を希望する声があがっています。
継続開催できるよう、今後も努めていきたいと思います。
終了後、希望者のみ、センター内の見学をしました。
この日は2部屋に犬達が収容されていました。
野良だったのでしょうか、それとも飼い犬?
栄養状態の厳しい犬も。
首輪が付いているのは迷い犬でしょうか。
純血統の秋田犬2頭、野良犬ではないことは明らか。
人気犬種のフレンチブルドッグも。
平成22年、愛媛県で一年間に殺処分されている犬猫たちの頭数は
犬1897頭・猫3617頭です。
その内、健康状態の良い子犬・子猫は保護され
312頭が譲渡されています。
とても可愛い子犬たち
この子犬たちも人間の手によって持ち込まれた「命」です。
きっと優しく温かい家族に出会えるでしょう。 そして幸せな犬生を。
収容頭数が減れば、子犬子猫だけでなく、成犬譲渡も可能になるそうです。
ただあまりにも収容頭数が多すぎて、人手も費用も足りないのが現状。
日本は動物愛護後進国です。
近い将来、愛護センターという場所が動物愛護先進国のように
命を保護し、新しい家族の元へとつなげていく場となることが理想です。
そのためにも、当会は地道にコツコツと活動を続けていきます。
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