
温度の感じかたは千差万別、同じ温度でも暑いと感じる人も居れば寒いと感じる人も居る。それを承知で言わせていただく。
28℃は暖房である。
「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」(通称・ビル管理法)及び「労働安全衛生法の事務所衛生基準規則」で定められた室温の範囲が17度から28度とされていますが、省エネが提唱されるようになってから定められた上限の28度にオフィスの「28度設定」は、すっかり定着してしまった感があります。でもこの法律は、この範囲内におさめなければ、健康的かつ衛生的な状態だとは言えない、という法律としての上限であって。決して推奨する値ではないというのです。
メーカーが空調を設計するときには、「設計値」というものがあるそうです。内部のコイルの大きさや冷凍機のサイズ、吹き出しの風速などを決めるときには、その値を基準にしてシステムがもっとも効率的に働くように設計されているといいます。日本の空調システムの多くが設計値を26度にしているそうです。であるのにもかかわらず、ターゲットを28度にずらして運用すれば、必然的に不具合が生じることが多くなってしまいますし、効率的でもないと言う事になります。
となれば最大限に譲っても「設定温度」は26℃でしょ! 26℃にしろ!

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