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イギリスのロイヤル・ウェディング

2011-05-02 23:11:06 | 日記


編集者NTは、イギリスの五月を感じながら、のんびりといつもの通りを歩いて
いた。日本の春も満開の桜が散るのを楽しみながらすごした日もあったが、イ
ギリスでも若干時間のずれがあるように思ったが、見事に桜の花が散っている
を目撃できた。そして、既に終わってしまったが、先月の4月29日に英国の
ロンドンでプリンス・ウイリアムとケイトのロイヤル・ウェデングが行われた。
そこへ100万人以上の人々が集まったのことだが、その中には日本人もいた。
当然、編集者ではないのだか、少なくともNHKの作業服を着たカメラマンがいた
のをBBCの中継で確認できた。それから、最後のイベント、ロイヤルファミリー
がバッキンガム宮殿のバルコニーに現れるのを、人々が宮殿の前に50万以上の
人が集まったようだ。その人ごみの中に日本のフラグを降っている人々もいた。
国の王様の後継者候補が結婚するというだけでそれだけの人が集まるということ
はまさにそれに相応しい人物なのだろう。日本の皇族の結婚式もそのような感じ
だったか編集者の記憶はないのだが、それ以上にその時は学生であったことと、
社会にあまり興味が無かったのを覚えている。少なくともニュースで流れていた
のを聞いたくらいだろうか。しかしながら、イギリスでは、十代の若者の多くが
その人ごみの中にいることに編集者には驚きだった。愛国心があるのか、それと
もマスメディアによるコントロールなのかは、わからないが。編集者には、日本
で行われた皇族の結婚式にはその2つは、欠けていたことは確かだ。
今回の結婚式で編集者は、明らかにたくさんの世界で起きた悲しい報道がされて
いる中で、このイベントを行ったことに、とてもすごいというこというまでもな
いだろう。
特にアフリカで起こっている戦争やオーストラリア、日本やアメリカで起きた災
害、人がたくさん亡くなっている。そして、ある戦争ではイギリスが参戦し、そ
の国を爆撃機で攻撃している。もちろん、それによって死者もでている。
そこには、平和的、政治的な理由があるのは、多くの人がわかっている。しかし、
イギリスにその国から来ている人々にとって、今回のイベントは、果たしていい
印象を与えたのだろうか?その人々の中には、戦争で亡くなった人々の知り合い、
家族がいるかもしれない。もちろん、戦場では、食料、家や財産を失った人もい
る。日本はどうだろうか?災害で今のなお、苦しんでいる人々が多い。放射性物
質、あと何年、それに苦しめられるのか?復興するまでどれくらいお金と時間が
かかるのか?
そこで、イギリスでこのイベントをするということは、恐らく不満に思う人も、
いるはずだ。このイベントでは、通常のイベントの準備から、テロ対策、国境で
のチェックも厳しくし、そこで費やしたお金は、かなりの額だったのことだ。
編集者が、このイベントを当日の朝から、中継で見ていたが、別のことを考えて
いた。まずは、警備員、警察官、兵隊の数。それから、結婚式場へ運ぶ車。それ
で、式場からバッキンガム宮殿へ帰るまでの車。まさに、そこには大きなリスク
があったに違いないと編集者は確信している。かつてアメリカでは国の代表の大
統領が車で移動中に暗殺されたことがあった。
とにかく、今回はロイヤル・ウェディングには、たくさんの見えない葛藤があっ
たのではないかと編集者は考える。見事に成功に終わったこのイベントに喜びと
安心するのと同時に心から今回結婚した二人、そしてその家族とイギリスの将来
を祝いたい。

 



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