編集者NTのブログ

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イギリスのお菓子

2011-05-18 21:00:00 | 日記


編集者NTは、いつも通り、近所のスーパーマーケットへ行った。
そしていつも通り、パンと牛乳、その他の食材を購入した。
その中、普段はお金を抑えている。ご存知の方は、知っていると思うが、イギ
リスの物価高い。日本以上と言われていた。ここ数年は、ほぼ日本が円高なの
で数年の間に入国した方はそうは思わないかと思うが、3年前だっただろうか
リーマンブラザーズ、アメリカの証券会社が倒産した時だっと思う。この時、
一気にイギリスの通貨が下がった。その1年前、編集者は、英国にいたのだが、
1ポンド230円前後で両替をした。現在は何と140円前後、この差90円
は非常に大きい。4年前、コーラ1本、ロンドンで3ポンドだっと思うが73
0円だった。今では、270円。この差は一体なんだ。驚きの価格差。
日本では現在、レギュラーガソリンが10円上がると、大騒ぎすると思うが、
コーラ一本510円値段が上がるとどんな気持ちになるだろうか?
4年前の編集者と現在の編集者では、金銭感覚が若干異なる。というより、そ
れを利用したのでかなり、少ない予算で今回の留学が可能だったが、後、少し
でそれも終わる。
で、話し元に戻すと、スーパーマーケットで、その店内にあるパン屋で焼きた
てのパンを売っている。日本だと1個、100円から200円位だろうか?
そこでは、焼きたてのパイも売っている。普段は1ポンド(現在140円程度)
で1パック4個。この日は特売でなんと10ペンス(1ポンド=100ペンス)
約14円。目玉商品だったので思わず買ってしまった。ちなみに、英国では、
パン800g、安いもので50ペンス(約70円)。非常にこの食品の値段は、
編集者を驚かしたが、今回のパイの価格はそれを越えた。日本でも店頭カゴの
セールとよく見かけるが、14円で焼きたてのパイを食べられるとは、非常に
うれしかったことは隠し切れない。その価格の中の何処に収益が得られるのか?
やはり、モニターセールなのか? 無料にはなんらかの理由があるので、おそ
らくそれだろう。
そのパイは、表面はやわらく、触るとすぐにばらばらになってしまうのだが、
そこからあのパイ特有のバターの香りが食欲をそそり、味は、中身に蜜豆のす
りつぶしたようなソースが入っていて、非常に甘い。甘党には、大喜びの一品
だ。それを食べ終えた後、もう一度、購入したいがそれは特売セールの価格な
のと、糖分のとりすぎを恐れた編集者には、次回は無いだろう。年齢も年齢な
ので。後、このお店の社員では無いのだが、あえて宣伝すると、ここのブラン
ドは、イギリス国内では、安く、品質もそこそこ。恐らく市場のギリギリの価
格で他の大手スーパーと勝負していることは言うまでもない。これを読まれて
将来、イギリスへ行かれる方は、このお店を利用してみるとその価格の安さに
びっくりするだろう。チェーン店で、オレンジ色の看板でよく目立つのですぐ
にここだとわかるはずです。

 


イギリスのロイヤル・ウェディング

2011-05-02 23:11:06 | 日記


編集者NTは、イギリスの五月を感じながら、のんびりといつもの通りを歩いて
いた。日本の春も満開の桜が散るのを楽しみながらすごした日もあったが、イ
ギリスでも若干時間のずれがあるように思ったが、見事に桜の花が散っている
を目撃できた。そして、既に終わってしまったが、先月の4月29日に英国の
ロンドンでプリンス・ウイリアムとケイトのロイヤル・ウェデングが行われた。
そこへ100万人以上の人々が集まったのことだが、その中には日本人もいた。
当然、編集者ではないのだか、少なくともNHKの作業服を着たカメラマンがいた
のをBBCの中継で確認できた。それから、最後のイベント、ロイヤルファミリー
がバッキンガム宮殿のバルコニーに現れるのを、人々が宮殿の前に50万以上の
人が集まったようだ。その人ごみの中に日本のフラグを降っている人々もいた。
国の王様の後継者候補が結婚するというだけでそれだけの人が集まるということ
はまさにそれに相応しい人物なのだろう。日本の皇族の結婚式もそのような感じ
だったか編集者の記憶はないのだが、それ以上にその時は学生であったことと、
社会にあまり興味が無かったのを覚えている。少なくともニュースで流れていた
のを聞いたくらいだろうか。しかしながら、イギリスでは、十代の若者の多くが
その人ごみの中にいることに編集者には驚きだった。愛国心があるのか、それと
もマスメディアによるコントロールなのかは、わからないが。編集者には、日本
で行われた皇族の結婚式にはその2つは、欠けていたことは確かだ。
今回の結婚式で編集者は、明らかにたくさんの世界で起きた悲しい報道がされて
いる中で、このイベントを行ったことに、とてもすごいというこというまでもな
いだろう。
特にアフリカで起こっている戦争やオーストラリア、日本やアメリカで起きた災
害、人がたくさん亡くなっている。そして、ある戦争ではイギリスが参戦し、そ
の国を爆撃機で攻撃している。もちろん、それによって死者もでている。
そこには、平和的、政治的な理由があるのは、多くの人がわかっている。しかし、
イギリスにその国から来ている人々にとって、今回のイベントは、果たしていい
印象を与えたのだろうか?その人々の中には、戦争で亡くなった人々の知り合い、
家族がいるかもしれない。もちろん、戦場では、食料、家や財産を失った人もい
る。日本はどうだろうか?災害で今のなお、苦しんでいる人々が多い。放射性物
質、あと何年、それに苦しめられるのか?復興するまでどれくらいお金と時間が
かかるのか?
そこで、イギリスでこのイベントをするということは、恐らく不満に思う人も、
いるはずだ。このイベントでは、通常のイベントの準備から、テロ対策、国境で
のチェックも厳しくし、そこで費やしたお金は、かなりの額だったのことだ。
編集者が、このイベントを当日の朝から、中継で見ていたが、別のことを考えて
いた。まずは、警備員、警察官、兵隊の数。それから、結婚式場へ運ぶ車。それ
で、式場からバッキンガム宮殿へ帰るまでの車。まさに、そこには大きなリスク
があったに違いないと編集者は確信している。かつてアメリカでは国の代表の大
統領が車で移動中に暗殺されたことがあった。
とにかく、今回はロイヤル・ウェディングには、たくさんの見えない葛藤があっ
たのではないかと編集者は考える。見事に成功に終わったこのイベントに喜びと
安心するのと同時に心から今回結婚した二人、そしてその家族とイギリスの将来
を祝いたい。