プログラミング専門教室「エジソンアカデミー千葉校」

次世代を生きる子供たちに必要な力を養う「プログラミング教室」の情報や日々の出来事を発信していきます。

プログラミングが必要な理由①

2022年06月22日 | プログラミング
2020年プログラミング教育が小学校で導入されました。
2025年1月に行われる大学入学共通テストに「情報」という科目でプログラミングが導入されることが決まり国立大学協会はすべての国立大で原則受験生に科す方針を決定しています。

とは言え、新型コロナウイルス感染拡大の影響で学校によって導入が遅れているところもあるようですが、文部科学省はこれからの時代にはプログラミング教育を通して育成する思考力「プログラミング的思考」を養うことが重要と言っています。

プログラミングなんてうちの子には必要ない、それより国語や算数などの科目に力を入れるべきと考えている保護者の方もいらっしゃるでしょう。

しかし、養いたいのはプログラミングができる能力ではなく、国語や算数などの科目、日常生活、社会に出たあとなどあらゆる場面に生かすことのできる汎用的な能力の育成を目指しています。

では、「プログラミング的思考」とは「学習指導要領解説」では以下のように定義されています。
【自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合わせが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号をどのように組み合わせたらいいのか、記号の組合わせをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、ということを論理的に考えていく力】

プログラミング的思考は、「論理的思考」「創造性」「問題解決力」「実行力」など様々な要素から成り立っています。

コンピュータやロボットにやって欲しいことを行わせるには命令を組み合わせ、それを実行させる手順を考えなければなりません。

例えば、ロボットを歩かせる場合「歩いて」という命令は用意されていません。
①右足を上にあげて
②上げた右足を前に出して
③前に出した右足を降ろして
④左足を上にあげて
⑤上げた左足を前に出して
⑥前に出した左足を降ろして
というように一つ一つの動きを分解し順番に組み合わせていかなければなりません。

ロボットを例に挙げましたが、
「ご飯を食べたから、歯を磨こう」
「夜は好きなテレビがあるから、宿題は先にやっておこう」
というように実は毎日プログラミングしながら生活しているのです。

とは言えなかなか思ったようにできないのが現実ですよね(笑)
その時、どうして思ったようにいかないのか?何がいけないのか?を考え解決するためにはどうすれば良いのか。という能力が必要となります。

そして考え悩み解決した時の「やったー!」という達成感。嬉しそうな笑顔。これを味わう喜びは子供たちの自信にもなること間違いありません。

※次回は社会的背景を踏まえてプログラミングの重要性をお伝えしたいと思います。



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