春よ来い。

　１２月３１日（大晦日）　対戦相手：放送時間
　K-1ダイナマイト

　大晦日です。一日中テレビを見て、一日中ビールを飲んで、一日中何か食べてます。こんな贅沢な時間の使い方は、おそらく一年に数回も無いでしょう。いいんでしょうか？こんな時間の使い方。いいんです。だって

　休みなんだもーん。

　もうここ数年、「大晦日には格闘技」というのが定番になってきましたが、今回の話題はやはり『曙vsホイスグレーシー』でしょう。見る前から結果は解ってますよ。世間の大多数は結果を知っています。でもみんな大人ですから口に出しません。

　「また、曙負け…。」
　「オーットットトー！」

　不用意に口に出そうものなら周りに取り押さえられます。ボコ殴りにされます。

　曙のように。

　午後９時から始まったTブイSの放送は、途中『魔裟斗vs山本KID徳郁』など非常に引き締まる試合を交えつつ、CMの手前で「曙vsホイス、この後すぐ！」時計は午後１１時に差し掛かっています。CM明けの試合は

　「藤田vsイブラヒム」
　「サップvsジェロム・レバンナ」

　時計は午後１１時１５分を過ぎました。生放送ではなく編集をかけているので、放送時間ギリギリまで見所満載なのは解るんですけど、新聞のテレビ欄を見ると１１時２４分には次の番組始まるんですよ。

　まだ、曙出てこないよ。

　１１時２０分になってようやく曙登場。もうこの時点でみんな解ってますよ、秒殺だって事。試合開始前の入場シーンで大量の紙吹雪が舞い、豪華な演出が映し出されましたが、花道を入場してくる我等が曙選手、その紙吹雪で

　滑った。しかも２回も滑った。

　リングに上がった彼の額には紙吹雪が３枚くっ付いていた。情けなさが倍増してました。

　春はまだ来ず