12月7日(月) 対戦相手:怖がる方
大宮
読売文化センター大宮でのバルーンの先生です。今日は11:00からの通常講座以外に午後から一日だけの特別講座が開催されまして、多くの方に受講していただきました。
特別講座に参加される方はそのほとんどが初めてペンシルバルーンに触れる方ですので、まずは風船に空気を入れるという所から始めていきます。最初は皆さん丁寧に入れていきますが、作品を作る度に【作る】という方に集中していきますから空気を入れる際の注意も疎かになるのか、授業中何度も「プシュ~。」と音を立てて風船が
宙を舞い地を這う
のでした。さて、風船に対しての恐怖心というのはなかなか払拭できないようでして、ある生徒さんは空気を入れる段階から「怖い怖い。」空気を入れて風船の口を縛る時も「怖い怖い。」そして捻る時もやっぱり顔を背けているのです。そんな怖さを取り払ってあげるのも先生の重要な仕事ですから、
「大丈夫ですよ。普通の風船と違って強い素材ですから。」
それでも恐怖心ってなかなか拭えませんよ。恐々と捻っている生徒さんに、先生は手のひらをパーの形にして軽く飛び跳ね、泣いた子をあやすかのように
「ほーら、怖くないでしゅよ~。」
これじゃあ、もうふざけている様にしか見えませんがな。そして最後のとどめとして
「大丈夫です!ボクを信じて下さい。
絶対に割れませんから!!」
ま、そう言いながら割れてしまうのが風船なのですよ。だって風船なんだもん。授業も後半、だいぶ慣れて頂いた頃に
「『風船は割れない。』って言いましたけど、やっぱ割れちゃいますよねぇ。でも先生としましては『割れます!割れますよ~。』って進められないですから、察して下さいね。」
別にそこまで言わんでもねぇ。
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コンツェルンです。
先生のふざけたご様子には気付いてなかったりして。
思いっきり笑いたかったのをこらえていた生徒さんもいましたけど(笑)
先生が楽しんでいるご様子は生徒さんに伝わって、
楽しいクラスでしたよね☆