日本百貨店協会は、加盟百貨店の館内温度を、夏場の一部営業日に2度ほど高くすることを決めた。高級感を売り物にする百貨店は、暑い日中でもエアコンによって快適さが保たれてきたが、今夏は業界をあげて地球温暖化対策に協力する。
省エネのため夏場に国が呼び掛けている冷房温度は28度なのに対し、百貨店では館内が24~25度程度に調整されている。これまで館内温度の設定は、店側の自主判断に任されてきたが、今夏は関東などで7月30日~8月3日、九州などで8月6日~10日の5日間を2度ほど高くするよう加盟各社に求める。
外気温や店内の混み具合などを考慮し、各店舗の判断で実施。ただ、食品衛生上の配慮が必要な食品売り場やレストランなどは特別に温度を低くすることができる。今回の省エネ運動に協力するのは、協会加盟の94社266店舗。期間中は、店内アナウンスやポスターの掲示などを通じ、来店客に理解を求める。
日本百貨店協会は今月13日に開催された理事会で、店舗のエネルギー消費原単位を1990年度比3%削減するとしていた目標を、「2010年度までに6%削減」に強化する決定もしている。
省エネのため夏場に国が呼び掛けている冷房温度は28度なのに対し、百貨店では館内が24~25度程度に調整されている。これまで館内温度の設定は、店側の自主判断に任されてきたが、今夏は関東などで7月30日~8月3日、九州などで8月6日~10日の5日間を2度ほど高くするよう加盟各社に求める。
外気温や店内の混み具合などを考慮し、各店舗の判断で実施。ただ、食品衛生上の配慮が必要な食品売り場やレストランなどは特別に温度を低くすることができる。今回の省エネ運動に協力するのは、協会加盟の94社266店舗。期間中は、店内アナウンスやポスターの掲示などを通じ、来店客に理解を求める。
日本百貨店協会は今月13日に開催された理事会で、店舗のエネルギー消費原単位を1990年度比3%削減するとしていた目標を、「2010年度までに6%削減」に強化する決定もしている。