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人間ドックがもたらす,穏やかならぬ日々

1997年12月24日 | 日々のアブク
 本日,心軽やぐ出来事あり。しかしてそれは何やら倒錯した喜びである。実は最近約1ヶ月あまり心身ともに穏やかならぬ日々が続いていたのだが,その状況が今日覆されたのである。事の経緯は以下のとおり。


 11/10 S病院にて人間ドック受診

 11/25 人間ドックの結果通知届く(胃部透視により2箇所に変形を認む。要精密検査)

 11/28 S病院消化器科受診(問診)

 12/11 S病院にて胃部内視鏡(変形箇所は異状なけれど,別の部位につき生検の要あり)


 そして本日12/24の午後,S病院消化器科に御宣託を授かりに再々度参上す。先生の開口一番いわく『えー,結論から言いますと,心配ありません』。組織検査の結果レベル1にて異状なし,軽度の胃炎なりと判定される。そしてあらゆる鬱屈は雲散霧消した。ちゃっかりしたものである。

 この間,現在抱えている複数の仕事の見通しに関するシミュレーションを二,三作成した。生命保険の解約ないし内容変更についてアレコレ悩みもした。さらには関川夏央の古い作品を改めて読み返し,ターミナル・ケアなどということについて自分なりに考えたりもした(さすがに山田風太郎は読みませんでしたがね)。義務と責務,成就と未完,悔恨と諦念,さまざまなる通過儀礼。それにしても何だろう,このダンドリの悪さは。S病院が悪いというよりもこれは人間ドックという健診システムが抱える基本的な問題点であろう。とまれ,今後毎年このような状況に陥るのは真っ平御免だなぁ,ブツブツ。
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