國學院栃木【柔道部通信】

日本一を目指して太平山麓で汗を流す、柔道部の日々の活動記録をお知らせします。

平成22年栃木県選手権 試合結果

2010年01月10日 | 試合結果
平成22年栃木県選手権が1月10日(日)栃木県武道館にて開催された。
男子出場選手32名、女子出場選手6名でそれぞれ行われ、
男子は栃木県警の高岩選手(32歳、宇学-日体大)が
小池選手(24歳、茂木高-國學院大-北綜警)に判定3-0で競り勝ち
昨年までに続く優勝。女子は柴野選手(24歳、市立柏-平国大-北綜警)が
小泉選手(作新学院)を組際の大外刈で豪快に一本を奪い、2連覇を果たした。

尚、本校3年の羽鳥選手が本戦準々決勝で敗退するも敗者復活戦を勝ち上がり、
3位決定戦で星野選手(白鴎足利-東海大-栃木県警)に敗れ4位となり
3月7日に水戸市で行われる関東選手権の出場権を獲得。
本大会は試合時間6分で行われ、男子は上位4名が関東選手権に出場する。

本校関係者の出場は以下の通り。

伊藤選手(本校3年)1回戦敗退
羽鳥選手(本校3年)第4位
松井選手(本校3年)2回戦敗退
渡辺選手(本校3年)5位決定戦敗退(第6位)
竹内選手(本校3年)1回戦敗退
市岡選手(00年度卒、日大-アルゼ-黒羽刑務所)第5位
阿久津選手(00年度卒、國學院大-栃木県警)1回戦敗退
廣瀬選手(04年度卒、國學院大-栃木県警)1回戦敗退
高沢選手(04年度卒、北綜警)1回戦敗退

試合詳細は以下の通り。

●伊藤選手 1回戦敗退
・1回戦 小池選手(北綜警)
左の相四つ。開始42秒、相手の組際大外刈で大きく倒れ「一本」となる。

●羽鳥選手 第4位
・1回戦 滝澤選手(白鴎足利-流経大-栃木県警)
右の相四つ。終盤攻め込んで「注意」を先制、尚も攻めると
残り29秒、豪快な内股で「一本」を奪う。

・2回戦 大登選手(宇学-国士大-北綜警)
右の相四つ。軽量で動く相手に投げて「有効」を先制、
その後3分に大外刈「一本」で勝利。

・準々決勝 高岩選手(栃木県警)
相手左のケンカ四つ。引き手が取れず攻めあぐねる展開が続く。
2分47秒、組み手十分になり内股で大きく崩したと思われた刹那、
相手がこれを見事に透かし「一本」負け。敗者復活に回る。

・敗者復活1回戦 阿久津選手(黒羽刑務所)
右の相四つ。終始組み勝つ状況が続くも投げる事ができない。
中盤以降は足技でよく攻め込み、相手は息が上がる。
4分43秒、場外際で相手の小外掛で背中から倒されるも
場外「待て」。その後時間となり3-0判定勝。

・敗者復活最終戦 渡辺選手(本校3年)
渡辺選手左のケンカ四つ。100kg超級と81kg級の
体格差を生かして羽鳥選手が組み手で圧力を掛ける。
開始17秒、羽鳥選手の両襟での大外刈は引き手なく腹ばい。
46秒、両者引き手なく足技での牽制が続く。
1分21秒、羽鳥選手が組み手で圧力を掛けるも決め手がない。
1分41秒、渡辺選手の右一本背負投だが、羽鳥選手はこれを組み伏せる。
2分1秒、羽鳥選手が組み手十分からの小内刈は場外。
2分22秒、引き手の取れず組み合わない両者に「指導」。
2分34秒、渡辺選手の右一本背負投は潰れる。
2分56秒、羽鳥選手の大外刈、続けて小外掛で倒し寝技で攻める。
3分36秒、渡辺選手の巴投、続けて十字固を狙うも「待て」。
4分27秒、羽鳥選手が組み手有利になると渡辺選手は潰れてしまう。
残り1分頃、羽鳥選手は大内刈、渡辺選手は背負投、体落で攻める。
残り14秒、組み勝っている羽鳥選手の大外刈は腹ばい、そのまま時間となる。
終始試合をコントロールした羽鳥選手に旗が3本挙がる。
両者はそのまま3位、5位決定戦に進む。

・3位決定戦 星野選手(栃木県警)
右の相四つ。開始15秒、リーチの長い相手が背中越しに帯を掴むと
そのまま強引な払腰。羽鳥選手は何も出来ずそのまま「一本」となる。

●松井選手(本校3年)2回戦敗退
・1回戦 塚原選手(白鴎足利-道都大-工務店)
右の相四つ。66kg級ながら動いて相手を攻め、2分53秒、相手の懐に飛び込む
背負投で綺麗に一回転し「一本」となる。

・2回戦 長谷川選手(白鴎足利-山学大-黒羽刑務所)
右の相四つ。4分10秒、相手の小内巻込で「技あり」、
尚も4分42秒、大内刈を仕掛けた所を掬投で持ち上げられ「一本」となる。

●渡辺選手(本校3年)5位決定戦敗退(第6位)
・1回戦 宮田選手(白鴎足利-流経大-栃木県警)
不戦勝。

・2回戦 加藤選手(文星芸大附属3年)
開始早々、十字固で「一本」勝。

・準々決勝 手塚選手(栃木県警)
左の相四つ。重量級の相手に苦戦するも3分52秒、背負投で「技あり」。
一進一退の攻防が続き、残り52秒には相手の強引な大外刈に危ない場面も
見られたがそのまま時間、高校生で唯一のベスト4に進出する。

・準決勝 高岩選手(栃木県警)
左の相四つ。1分33秒、もつれ際に相手に上に乗られそのまま強引に
足を抜かれて横四方固で「抑え込み」。2分2秒、「一本」となる。

・敗者復活戦 羽鳥選手(本校3年)
上記掲載。

・5位決定戦 市岡選手(黒羽刑務所)
相手右のケンカ四つ。引き手がとれず両者攻めあぐね52秒、
両者消極的「教育的指導」1分26秒、市岡選手が大外刈、
3分42秒には技のない渡辺選手に「指導」。
そのまま時間となり判定0-3、第6位となる。

●竹内選手(本校3年)1回戦敗退
・1回戦 齊藤選手(黒羽刑務所)
6分間を戦い抜くも判定0-3で判定負け。

●市岡選手 第5位
・1回戦 中田選手(北綜警)
「技あり」で勝利。

・2回戦 萩原選手(栃木県警)
4分41秒、払腰で「一本」勝。

・準々決勝 長谷川選手(黒羽刑務所)
「技あり」で勝利。

・準決勝 小池選手(北綜警)
「一本」負け。

・敗者復活戦 星野選手(栃木県警)
2分7秒、相手の大外刈で「一本」負け。

・5位決定戦 渡辺選手(本校3年)
上記掲載。

●阿久津選手 1回戦敗退
・1回戦 加藤選手(文星芸大附属3年)
相手の支釣込足で「一本」負け。

●廣瀬選手 1回戦敗退
・1回戦 長谷川選手(黒羽刑務所)
1分51秒、相手の小内巻込で「一本」負け。

●高沢選手 1回戦敗退
・1回戦 高岩選手(栃木県警)
「技あり」負け。


出場した3年生は最後の試合お疲れ様でした。
羽鳥選手は次戦に向けて頑張れ!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。