☆彡 姫路第11団カブ&ボーイスカウト隊活動記録 ☆彡

スカウト活動は子どもたちが自然を愛し、大切にする心やボランティア精神を育むなどを目的に様々なプログラムを行っています。

じゃがいも掘り

2005年06月13日 | 隊活動(2005年度)
じゃがいも掘り

2005年6月5日(日)

9時半、山電飾磨駅集合。
参加者は、新入隊員1人を含む子ども19人、リーダー6人でした。
今日は、出席率が高いので、ちょっとうれしい気持ちになる。

駅から3月に種芋を植えた畑まで15分ほどかけて、歩いて行きました。
畑について、自分たちに植えたじゃがいもの茎の部分が、
青々と茂っているのを見ると、地下のじゃがいもは、どんな様子か、気になります。
でも、子どもたちに、どこに植えたか、覚えているか、と聞くと、
しっかりとした答えが返ってくることがなかったです。
ちょっと寂しい。

注意事項を隊長から聞き、畑の畝に一列になって、一斉にじゃがいも掘りを開始。
掘り始めると、早いもので、
あっと言う間に、じゃがいもを掘り尽くしてしまいました。
じゃがいもは、まだ、少し早いかな、と言う感じがしましたが、
それなりに大きくなっていて、収穫には、十分の大きさでした。
また、種芋がそのままでてきたりして、
すべての種芋が、うまく育つとは、限らないということも知りました。

そして、収穫したじゃがいもを、順番に組ごとに分けました。
最初は、大きなじゃがいもから減っていき、小さなじゃがいもは、残っていきます。
でも、小さなじゃがいもの方が、使い道が多く、おいしかったりします。
そこまで、子どもたちは、知らないだろうな。

さて、子どもたちが、順番を競って、じゃがいもを分けている傍らで、
お湯を沸かし、その場で、じゃがいもを食べる準備をしました。
ふかし芋に、塩、バター、マヨネーズをつけて、みんな、2個ずつ食べました。
ほとんどの子どもが、美味しいと言って、食べていました。

きっと、普段なら、ふかしたじゃがいもに、塩だけをつけて食べたって、
美味しいと思える子どもは、少ないだろうに。
採れたてのじゃがいも、それも自分たちが植えて、育って、収穫したもの
だからこそ、そこに、美味しさの素があるのでしょう。
普段、好き嫌いを言っている子どもたちの姿は、そこにはない。
それが、スカウト活動の真髄でもある。

12時前に、集会を終え、飾磨駅まで歩いて帰り、解散しました。

3月中旬に、じゃがいもの種芋を植え付けて、今日、収穫したわけで、
畑仕事の初めと終わりだけのごく一部を、身を持って体験しました。
土などあまり触る機会がない子どもたちにとっては、本当にいい体験になったと思います。
でも、じゃがいもは、種芋を植えて、自然にじゃがいもができるわけはなく、
この3ヶ月の間には、水もやり、雑草も引き、手間がかかっていること、
また、太陽などの自然の恵みも忘れてはなりません。
ここまで、身をもって体験できれば、本物なんだろうな、なんて考えたりします。

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