はにわ日記

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情熱がありすぎる讃岐うどん

2010年01月19日 | 日記
行列のできる讃岐うどんを食べに行った。
麺が品切れになるとランチタイムでも店を閉めてしまうほどの人気店だ。
うどんは大好物。
寒かったので、シンプルな温うどんを注文。
スープは、強烈に濃い。塩辛いのとは違うが、どうだーっと挑まれる
ような濃さだ。
麺は、腰があってどっしり歯ごたえがあって、飲み込むとき
喉にごつごつ当たるほど。これまた、どうだーっ!と。
この麺にしてこのスープ。
どうだ、濃いだろう、美味いだろう、歯ごたえあるだろう、
参ったか!と。なんと挑戦的なうどんだろう。

私はといえば、降参いたしました。
一杯のうどんでもう充分です。
美味しいですよ。人気なのはわかります。でも
私には、too heavy でした。
味の問題ではなく、体力の問題です。
美味しいけれど、エネルギーが追いつきません。
量が多いとかいう問題ではなく、作り手の情熱とお客の熱狂も、
私には重過ぎます。
体育会系男子高校生には、もう戻れない。
何でも食べられる健康体を自負していましたが、人生で初めて
うどんに負けた貴重な体験となりました。

感じるものでなく選んで獲得するもの。弱っている場合ではない。
根性はあるが体力がないのは自他共に認めるところだ。
ただ、根性が衰えているときでも、体力さえあればと思う今日この頃。