I LOVE E39 BMW

    '2003 BMW E39 INDIVIDUAL

日本のトップ企業はホントに一流企業なのか?

2015年01月24日 | BMW E39
コストダウンを例にとってみると、工場で組立に必要な部品を下請工場が供給している。
ボルトやネジを一週間で10個使うとして、現状10個を一度に下請工場が納品していたものを、その日に必要な数だけ毎日納入させ、さらに価格ダウンの要求。
10個一度に納入していたものを5回に分けて納入することは、発送作業も梱包資材も運送料も5倍さらに価格も下げられると下請企業は実際には何十倍ものコストアップ
トップの会社だけはコストダウンかもしれないが、グループ企業全体を見て、一つの部品のコストを見ると逆に何倍にも高くなってるにも関わらず利益を得るのはトップ企業だけ。


グループ全体で見て一つの部品にかかるコストが下がれば中小下請企業も平均にコストダウンの恩恵を受けることができるだろうが、日本のトップ企業はそんなことは考えもせず容赦なく下請企業に無謀な要求をつきつける。製品を造るのにかかわっているすべてのグループ企業としてみた場合これが一流企業と言えるだろうか?
環境問題にも取り組んでいると言って、納入された時に出る梱包資材などのゴミは自分のところでは処理せずにそのまま納入した下請企業に送り返している。

アベノミクスも日本全体の景気よりもTOP企業の回復だけを狙っているようにしか見えない。
民主党他野党もTOPだけが楽をして儲かり中小下請企業は逆に追い込まれるような状況を改善するような政策をとってくれたら政権交代もできるのではないか・・・
そうならないと、日本全体の景気回復はありえないような気がする。

誰だっ!この足跡はっ(-_-メ)