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ベテラン医療職のための情報箱

今後の働き方を考えよう

生涯現役を目指す場合にやっておくべきこと

2020-08-19 06:29:53 | 日記
看護師の定年は、公務員や企業勤務の場合は60歳、民間の病院は65歳前後がほとんどだと言われている。
しかし、看護師は定年後看護師免許を返納する義務はなく、適性検査や再試験などもない。
そのため、本人の意志と雇う側の同意があれば、定年後も看護師として働くことは可能だ。
これらのことから、最近では看護師不足である現状も後押しして、経験豊かな看護師確保のため、定年後もパートや嘱託として看護師を採用している医療機関は増えているようだ。
したがって、高齢化や年金受給年齢の引き上げにより、定年後も働かなくては生活できないシニア世代にとっては、この傾向は歓迎すべきことと言えるだろう。


ただし、定年後も看護師として働くためには、いくつか押さえておくべきポイントがある。
第一には、健康であることだ。
年齢を重ねると若い頃より些細なことで病気に罹ったり、怪我をする可能性が高くなるので、食べる物や運動に気を使って、健康管理することが必要だ。
それから、社会情勢を見極めて、今後どのようなスキルが求められるかを捉え、早めに将来を見据えたキャリア構築や部署異動も考えるべきだろう。
その他にも、セミナーや研修に積極的に参加し、なるべく多くの人との繋がりを作っておくことも忘れてはならない。
そして最後に、誰からも愛されるコミュニケーション能力を身につけておくことだ。


これらはほんの一例に過ぎないが、怠っていると定年を目前にして焦ることになりかねない。
そのため、出来ることを一つずつ実践したり、~生涯現役ナースでいたい!~のようなサイトを熟読したりして、早め早めに準備をしておくことが大切だ。