音楽:アルビノーニ オーボエ協奏曲 ニ短調 作品9-2 第2楽章 アダージョ
●イチリンソウはほぼ満開。斜面が輝いて見えた。
●オーボエ協奏曲
第2楽章はアダージョなのでゆっくりと進み,オーボエの息の長い音に
癒される。
■「アダージョは,絶えず静かに揺れ動く弦楽合奏の伴奏にのって
オーボエが美しい旋律を歌い上げる,非常に感動的な楽章である」
(米田かおり)
音楽:アルビノーニ オーボエ協奏曲 ニ短調 作品9-2 第2楽章 アダージョ
●イチリンソウはほぼ満開。斜面が輝いて見えた。
●オーボエ協奏曲
第2楽章はアダージョなのでゆっくりと進み,オーボエの息の長い音に
癒される。
■「アダージョは,絶えず静かに揺れ動く弦楽合奏の伴奏にのって
オーボエが美しい旋律を歌い上げる,非常に感動的な楽章である」
(米田かおり)
音楽:アルビノーニ オーボエ協奏曲 ニ短調 作品9-2 第1楽章
●イチリンソウがだいぶ増えてきたが,昆虫はそれほど来ない。
■美しい旋律の名手
「アルビノーニ」の名前は,人気曲《アルビノーニのアダージョ》によって,
広く知られている。オルガンと弦楽合奏による,あの甘美な調べである。
だが,多くの方がすでにご存じのように,この作品はジャゾットという人物が
アルビノーニのトリオ・ソナタの断片からこしらえた20世紀の産物であり,
バロックとは縁もゆかりもないムード音楽である。もしアルビノーニにこの曲を
聴かせたら,このどこがオレの音楽か,と怒るのではないかと想像する。
トマーゾ・ジョヴァニ・アルビノーニ(1671-1751)はヴェネツィアの紙商人の
息子で,家業から入る収入をバックに教会や宮廷の奉職せず過ごした。
彼は「アマチュアのヴァイオリニスト」の署名するのが常としたが,それは謙遜
ではなく誇りのあらわれであった。彼は音楽家の師弟系列からも離れていたよう
で,それが彼の音楽の個性的な味わいを熟成させるのに役立ったと,よく指摘
される。
(中略)
アルビノーニは美しい旋律の名手だ。ニ短調のオーボエ協奏曲は,その精華と
いえるだろう。彼が巧みなのは,主題の着想というより,それを受けついで
つないでゆく「紡ぎ出し」の仕方である。ゼクヴェンツ(同型反復)という
定番の技法を基礎にはしているのだが,その扱いがなめらかで,変化もタイ
ミングよく織り込まれているために,旋律の流麗さが際だったものとなる。
そしてそこには,心地よいはずみと,人なつこい表情が添えられるのである。
短調の楽章では淡い感傷が心に沁みるが,それは過剰になることがなく,
品位を損なわない。
(礒山 雅「バロック音楽鑑賞事典」講談社学術文庫より引用)
●なるほどなぁ
このように説明されると,ぼくがアルビノーニの旋律に惹かれる理由を
とても納得する。
左は金具の先が尖っていないので,かなり取り残す。
そこで右の草取り器を新規導入したが,幅が狭い。
結局,最初は左,取り残しは右と両方使った。
どちらも満たす道具がほしい・・・。
今年もオニグルミが元気だ。