photo独~ホットドッグ大好き~

フォムービー:音楽と写真

ミヤマエンレイソウ

2019-03-30 | 日記

■ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)






 エンレイソウは、キクザキイチゲやカタクリ、エゾエンゴサクとともに、
 早春の山野を彩る花の一つ。

 大きな三枚の葉が鳥の翼のように広がった真ん中に、小さな花を
 咲かせる。その独特の姿は、一度見たら忘れられないほど印象的な
 草花である。

 ブナ帯の山菜の代表であるアイコやシドケなどが生えるような、
 ほの暗く幾分湿った沢沿いの斜面でよく見掛ける。

 アイヌ語では、「エマウリ」と呼んで、それがエムリ、エムレ、エンレイと
 変化したとの説がある。

 もう一つは、漢名で「延齢草根」という胃腸薬であったからという説。
 中国では、民間薬として知られ、高血圧、神経衰弱、胃腸薬に使われて
 いた。薬の用途が多く、いくつかの古文書にも登場することから、薬草の
 効果がある延齢草になったとする説が有力である。

 山村では、エンレイソウの黒く熟した実をショウブといって子どもたちが
 よく食べた。サイズも大きく、グレープフルーツのような味がするらしい。

 ただし、エンレイソウの根と根元付近には、サポニンが含まれ毒があるので、
 食べ過ぎると嘔吐、下痢などの中毒症状を起こす。
 山菜としては毒草に分類されているので注意! 

  (「あきた森づくり活動サポートセンター」HP http://www.forest-akita.jp/ より抜粋)

●初めて見た。神代植物園の表示は「ミヤマエンレイソウ」だったが,図鑑やネットでは
 花の白いものが
ほとんどだった。
 「シロバナエンレイソウ」という別名もあるとのこと。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 神代曙 | トップ | ウラシマソウ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事