
4回生の土井です。筆不精のくせにブログを書くのが楽しくなってきました。
今回の報告は6/13~15に行われた富士山での合宿です。なぜこんな時期に富士に?
それは現在、部内の有志7人を募り南米アコンカグア(6962m)登頂を目指しております。
そのためには色々な課題、壁が立ちはだかる訳で...、今回はその課題の一つである、高所。
メンバーがどれほど高度に対応できるのか、また高山病対策には何が重要なのかという確認を行ってまいりました。
メンバーは安井、青砥、土井、尾田、炭谷、中村の6名。
6/13(金)の夕方からレンタカーで富士宮口五合目を目指しました。到着は深夜の2~3時だったかと。
車から降りるとみんな「さっっぶっっ」。全員半袖短パンだったのでめっちゃ寒かったです。
起床は5時。眠い。ひたすら登る。尾田はまだこの辺りでは五月蝿い。青砥にキレられる。
8合目付近からメンバーに頭痛と倦怠感の現象が起き始める。ここからアイゼンも必要になる。
尾田が黙る。時折喋るとネガティブな発言を始める。
途中でにんにく健康家族のCMに現れる富士山をこよなく愛する登山家に遭遇。テレビで見たことがあったため少しテンションが上がる。
メンバーの歩行ペースがバラバラになり全く高山病とは無縁であった青砥、土井が黙々と9合目を目指す。
9合目の小屋で待機していると緊急事態発生。安井がレンタカーの鍵を無くしたと...
仕方なしに4回生3人で8合目まで探しながら下る。安井8合目で鍵を発見。
また9合目まで登らないと。トホホ(8~9合目が一番きつい)
結局山頂に着いたのは16時近かったような。とりあえず登頂を喜びテントを張る。
みんな高山病でグッタリ。順応せずに登るとどうなるかがわかった。
晩に大量に水を飲み就寝。翌朝ご来光を見るために、2時に起き剣ヶ峰を目指す。安井、炭谷は高山病がひどく待機。
あおとを除くメンバーはご来光が初めてだったために、テンションあがりっぱなし。(なお、筆者は正月に八ヶ岳で4回生みんなで御来光を見るつもりがステビ2日目に胃腸炎になり一人撤退した悔しい思い出がある。)
寝て少し元気になった後発組も剣ヶ峰に到着。下山はシリセードで8合目まで降りた。
8合目を下ると全員の高山病がなくなり元気になる。うーん、高山病おそるべし。
帰りは、喋ると後ろ向いて立ち止まる尾田にまた青砥がキレる。この合宿何度この場面を見たか。
下山後は銭湯⇒富士宮やきそば⇒スシローの流れで帰京。なおスシローで筆者の寿司につける醤油の量が問題視される。
総括として、2名を除いて高山病を身をもって経験できたこと、水をいっぱい飲むと次の日が楽になるという事を確認出来たことは収穫でした。
本番ではやはり長期間での高度順応が必要であると再認識させられました。
ま、そんな堅いことよりかなり楽しかったし満足です。おーわり!
高山病恐るべしですね。