単機で水海道から下館に回送されてきたDD502号機はキハ30の回送到着まで待機していました。めったに走らない機関車をゆっくり形式写真が撮影出来る絶好の機会で興奮して撮影した記憶があります。 92,01,20 関東鉄道下館 DD502号 スキャナー : Nikon COOLSCAN ⅣED TMX
20年前の1月にJR東日本から関東鉄道が購入したキハ30の甲種回送がありました。購入したのは相模線電化で余剰になったキハ30ですが、一挙に6両も購入し、水戸線を小山側から回送されてきました。6両を一回で搬入するのですが水戸線では運転制約はなかったものの、関東鉄道内では有効長が足りないのと水海道駅構内の入換に支障があるとの事で下館-下妻間のみ6両で輸送し下妻で6両を分割し、2列車に分けて輸送しました。そのために下妻ー水海道間は2列車が撮影出来、なかなか美味しい設定であったと記憶しています。
その後、何度か中古気動車や新製気動車搬入でDD502号機が登場しましたが、いつしか搬入は気動車牽引になり、DD502号機は水海道のと車両基地から出る事がなくなり、動態保存機みたいになってしまいました。
まだ霧が完全に晴れていない中、三脚を据えて待っていると遠くからカランコロンとロッドの音が近づいてきます。そして警報機が鳴り出して足早にDD502号が走り抜けていきました。忘れられぬ光景で、今でもこのシーンは夢に出てきます。 92,01,20 関東鉄道宗道 単501レ TMX スキャナー : Nikon COOLSCAN ⅣED
このキハ30の搬入回送は事前に雑誌等で掲載されていたにもかかわらず、鉄ちゃんが大挙して押し寄せる事もなくこの手の列車の撮影で顔を逢わす馴染みのメンバーだけで、撮影地での情報交換(当時は現代のネット社会等想像もつかない時代でしたから、この様な現場での情報交換は貴重な時間でした。)やそれぞれがターゲットにしている物を話したりして和気あいあいと撮影が出来たのも良い思い出です。
DD502号機がキハ30を6両も牽けるの?なんて心配をよそに、DD502号機は意外にも苦労せず6両のキハ30を引き出していました。まぁ、考えてみれば重い貨車に比べ、気動車は軽いので余裕だったのかもしれません。 92,01,20 関東鉄道大宝 502レ TMX スキャナー : Nikon COOLSCAN ⅣED
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