クォン・サンウ&チェ・ジウ 『誘惑』 12話 キャプ＆レビューⅡ

ホンジュの家では・・・

父：やぶからぼうに、何言ってるんだ？結婚？

ホンジュ：プロポーズされて、お受けしたの。後で挨拶に来るわ。

ホンギュ：姉貴も、相当な俗者だな。相当な金持ちなんだろ？それでイチコロか？

ホンジュ：ナ・ホンギュ。

父：お前がどうして知ってる？

ホンギュ：ちょっとね。姉貴がヤンピョンで面倒見てた子の父親だよ。

父：ってことは、相手も初婚じゃないな。

ホンギュ：初婚って、子供が何人いると思ってるんだ。


ホンジュ：少し黙ってて。

ホンギュ：そうしたいものですね。俺はこれ以上関わりたくない。

父：もうすぐ来るって言うのにどこ行く？





ホンギュ：親父こそ新しい婿からちゃんと挨拶してもらえよ。俺は新しい義兄はいらないから。

父：ホンギュ！

ホンジュ：ほかっておきましょう。ああいうときは、いない方がいいわ。

後でいくらでも会えるし。




父：ちゃんと説明してみろ。一体どうなってるんだ？

ホンジュ：私が辛いとき、いつも助けてくれた人よ。



ミヌ、ホンジュの家へやってきた。

ホンジュ：断り続ける私を、ずっと待っててくれたの。






ミヌ、ホンジュの父に挨拶する。

ミヌ：初めてお目にかかります。カン・ミヌと申します。

父：座りなさい。ホンジュも。


ミヌ：こうして突然伺うのは道理ではありませんが、気が急いてしまいました。

ホンジュさんにようやく承諾をもらったものですから。


父：君も少し前に独りになったと聞いたが。家のホンジュも。

すこし早すぎるのではないかと思うんですが？





ミヌ：分かってはいますが、


父：一回失敗した者同士、もう少し慎重にしてもいいと思います。

ミヌ：お言葉ですが、私は離婚が失敗とは思わないんです。

不孝な結婚生活を続けることが成功ではありませんし。結婚も離婚も、その瞬間、瞬間の最善の選択だと思います。


父：結婚は両家の家柄も無視できません。

経済的に余裕の無い家で育ったホンジュが気を使いはしないですか？心配ですし。





ホンジュ：父さん。。

ミヌ：お父様のお気持ち、十分に分かります。

心配されることと思いますが、ホンジュさんに気苦労させる結婚の準備なども必要ありません。

結婚式も家族だけで静かに挙げたいと思います。

お父様、私がホンジュさんに願うのはただ一つ。

ナ・ホンジュという女性が私の傍に居てくれることです。ただその思いだけです。


父：そういえば子供さんもいるとか？



はい。。4人も。。。。




ミヌ、帰り道。。。。

ミヌ：4人の子持ちには相当驚かれたな。不合格になったらどうしよう？

ホンジュ：ミヌさんでも不安になることがあるのね？

ミヌ：ホンジュさんに関することは、いつも不安だらけなんですよ。

ホンジュさんのせいで、大の男をげっそりさせてるんですからね。

ホンジュさん。ユ代表とチャ・ソクフンのスキャンダル、いつ公表したいですか？

ホンジュさんのGOサイン一つでいつでも。気持ちが変わったのかな？

悩むの、わかるよ。

誰かを死ぬほど憎んでも、行動に移すのはまた別の問題だから。

それにホンジュさんみたいな性格の人は特に。


ホンジュ：いいえ。違う事で悩んでるだけです。

いつ、どうやって公表するのが、あの二人に一番の苦痛を与えられるのか。


ミヌ：どうしようかって。ミヌさんからの最高の結婚プレゼントになるのね。



ひとの不幸が自分の幸せ？？ホンジュ・・・おかしい。。。。。。




ソクフン、仕事から帰る。

セヨンのことが気になり　出かける。





優しいソクフン^^



セヨン、実家に帰る。

父：なんで一人で来たんだ？あいつは？

セヨン：あいつ、こいつって言う言う方はしないで。気分が悪いわ。

父：何を？

女史：暑かったでしょ？何か冷たい物でも？

セヨン：水をお願いします。

女史：ちょっと待っててね。

父：男を見つけてこい。遅くても嫁に行けと言い続け、ようやく見つけた相手が既婚者だと？

セヨン：もうしています。

父：お前がさせたんだろう。

セヨン：父さん。





父：もっと悪いんはその男だ。出世のために糟糠の妻を捨てるような男など、信じられるか。

セヨン：そんな人じゃないわ、父さんが考えるような人じゃないわ。

父：何も見えてないみたいだな。

セヨン：ええ。私が先に好きになったの。あの人は最後まで結婚生活を全うしたけど、結局別れることに。

父：世の中がそれを信じてくれるかな？

噂がどれほど怖いか知ってるだろう。


セヨン；噂なんてどうでもいいわ。いい相手を見つける事が女の幸せだって仰ったでしょ？

言われた通りの相手が見つかって幸せです。


父：どんな相手かによるだろう？何を見て男を選んでるんだ？


女史：落ち着いて下さい、会長。



このお父さん。。いつも怒ってばかり・・・・血圧上がるよ。。。。



父：長い話は必要ない。すぐにでも会社を追い出し、終わりにしろ！

セヨン：父さん。

父：広まる前だからこの程度だが、公表されたらお前は代表ではいられない。

他人の家族を破たんさせ、その男を奪うような代表を皆どう思う？


セヨン：世間から後ろ指さされようと、父さんに何を言われようと、私はあの人と別れるつもりはありません。

父：正気か？

セヨン：はい、絶対に。

父：男を諦められないのなら、代表の座から降りろ。

お前の安っぽい愛情沙汰で、会社の評判に泥を塗られては困る。


セヨン：またそんなこと。。この辺で代表を降りろと？

父：よく聞いておけ。意地を張り続けるなら、理事を集めてお前を追い出してやるからな。



セヨンにとっては　初めて本気で好きになったソクフン・・・・そう簡単に諦めるはず無いよね・・・

セジンが。。。。







セヨン家に帰ると・・・






ソクフンが心配そうに待っていた。。。。



でも笑顔になれないセヨン・・・・




部屋でコーヒーを入れるソクフン・・・・

セヨン：ありがとう。美味しいコーヒーね。

ソクフン：遊びでブラジルへ行ってたわけじゃないよ。家で何か？





セヨン：老人のお小言よ。たまに聞いてあげるのも親孝行なの。

ソクフン：他には何も？

セヨン：説明会、ちゃんとしたの？頑張ったなら、クタクタになってるはずでしょう？





ソクフン：知らないんだ、月給泥棒のチャ・ソクフンを。




セヨン　肩が凝ってる？


ソクフン：こうして座って。

（肩もみをするソクフン。。）


セヨン：月給泥棒じゃないわね。気持ちいいわ。






ソクフン：代表。何か悩みがあったら言ってください。一緒に考えて、解決しましょう。

独りで抱え込むのはやめて。








セヨン：私の悩みを知りたい？

ソクフン：ええ、話してください。





セヨン、ソクフンの方を向いて・・・・手を握りながら。。。

セヨン：すべてを失っても、私はあなたを愛し続けられるか？





全部失って何もない私を　あなたは愛してくれるのか？


ソクフン：不安ですか？





セヨン：気になって。。

ソクフン：すぐ分かりますよ。。その時になれば。






ホンジュ　一人考え事してるとそこへホンギュが帰ってくる。。。

ホンジュ、ホンギュの部屋へ。。

ホンギュ：（ノックの音に）もう寝てるよ。

ホンジュ中へ入る。。




ホンジュ：どこ行ってたの？お酒飲んでるのね。

ホンギュ：飲みたくなかったけど、女が放っておかなくてね。

ホンジュ：ええ？女って誰？


ホンギュ：姉貴、それにもう一人。

それにしても、新人の義兄ってマジ財閥なんだね。玉の輿か。


ホンジュ：早く寝なさい。

ホンギュ：玉の輿の相手が、どんな人間か知って結婚するのか？

ホンジュ：どういうこと？


ホンギュ：義兄さんのこと調べtてる。義兄とその浮気相手をセットで。

マスコミにでもスキャンダルばら撒くんだろう。

痛い目に遭わせてやるってことだな。

ホンジュ：知ってる。

ホンギュ：え？

ホンジュ：私が頼んだの。

ホンギュ：姉貴。。。。

ホンジュ：私のこと、情けないって言ったじゃない。このままにしておけないでしょう？

仕返ししてやるのよ。


ホンギュ：ナ・ホンジュ。すっかり人間変わっちゃったな。


ホンジュ：わからない？誰のせいか？

ホンギュ：ああ、義兄が悪いよ。煮て食おうと焼いて食おうと、勝手にしろ。

それから言っておくけど、結婚式には出ないからな。


ホンジュ：ホンギュ。。。

出てってくれ。。。









次に続きます～～