Dream of Sangwoo

♫드림오브상우♫ クォン・サンウ 권상우-ssiに癒されて‥💕Kwon Sang Woo Fighting!!

クォン・サンウ ユノ スエ出演『野王』 ぺカクグループ会長が読んでいた本^^

2014-02-28 00:32:41 | 201301 SBS 야왕 (野王 /Yawang)





ちょっとマニアックな話題ですが。。。。

皆さんは知ってたかな?





クォン・サンウ、スエ主演ドラマ<野王>のぺカクグループ会長が読んだ本は?




視聴率1位、人気ドラマ<野王>

ぺカクグループ会長が読んだ本、






この頃水木ドラマ<その冬、風が吹く>とともに視聴者をひきつけている

人気月火ドラマ<野王>!!!

ドラマの軸であるぺカクグループがなぜそんなにうまく行くと思ったところ、会長様君の本棚にささった社会派推理小説『乱反射』を見ると理由を分かりますね~~~オホ...

火のように腹だけたてて恐ろしい方であると思っていたが 第63回日本推理作家協会賞受賞作『乱反射』を読まれたというから....^^



第63回日本推理作家協会賞受賞作

貫井徳郎の『乱反射』





『乱反射』紹介

『乱反射』という(は)英国作家子ことでクリスティの名作推理小説で発揮された古典的なトリックを現代的に再解釈した作品だ。

その上事件の結末と過程を作品入り口ですでに明らかにして入ることによって読者らに風変わりな挑戦状を投げる。



貫井徳郎は現代社会に蔓延した無関心さと不条理な考え方が起こす巨大な蝶々効果を少なくない分量の長編小説にきわめて写実的に表わすことによって自分だけの独特の‘社会派エンターテインメント’作品を誕生させた。

デコボコした面について四方で不規則に照り返す光のように、全く関連がないように見えた人々の間に存在する目に見えない有機的な関係に対して、ある悲劇的な事件を媒介に効果的に現わしたのだ。

そして作品末で主人公が悟った衝撃的な事実は、単純に啓蒙的なメッセージとして作用するのに終わらないで人の歴史のアイロニーさを今一度考えるようにさせる余韻を残す。






昨日と違わなかった日常、目に見えない小さい悪意が起こした悲劇

現代社会の不条理を暴いた破格的な形式の社会派ミステリー!


『乱反射』を読めばしばらく他の本は目に入ってきません。 ┬_┬

深い余韻と感動的反転まで! 「乱反射」おすすめ!








※ここからは「乱反射」ネタばれあらすじです・・・


日常……それぞれの些細な日常が営まれている。
それは、どこにでもあるありふれた光景……。

そんな中、事件は起こる―――。
新聞記者・加山の息子健太が事故死した。
突然、倒れ込んだ街路樹に巻き込まれたのだ。
治療も間に合わず死んでしまった。

突然のことに呆然としていた加山のもとに事故が人災によるものであるとの情報が届く。

健太を襲った一本だけ、街路樹の検査が行われていなかったのだ。
職務怠慢を問い詰める加山。
担当者によれば、理由は街路樹の下の犬の糞。
彼は「病的な潔癖症でどうしてもそれに近付けなかった」と云う。
しかも、あの街路樹は本来伐採される予定だった。

犬の糞さえ除去されていれば……悔やむ加山。
だが、犬の糞は過去に問題化されており市の職員が清掃にやって来ていたと云う。
今度は職員を問い詰める加山。
市役所職員は「清掃作業中に子供に馬鹿にされたのが嫌でやめてしまった」と云う。
「そんなもののために難度の高い公務員試験を合格したわけじゃない」吐き捨てる職員。
「第一、犬の糞で人が死んだわけじゃない」と開き直る。
加山には彼を論理的に批難する術は残されていなかった。
トボトボと帰る加山の背中に、職員は「俺は悪くない」と呟いた。
そんな職員には同僚の批難の眼が辛かった。

健太が運び込まれたものの受け入れを断った病院があった。
問い詰める加山。
答える医師は「普段、軽い症状でも大げさに夜間に叩き起こす患者が居るのが悪い」と主張。
具体例としてある学生の名前を挙げる。
学生が風邪でも夜間に診察してくれる便利な病院があると噂を流したのが原因だと云うのだ。

学生を問い詰める加山。
答える学生。
だが、加山の求める謝罪の言葉は出てこない。

今度は街路樹の伐採予定に反対していた主婦宅へ。
彼女も加山の求める答えを与えてはくれなかった。
主婦は娘に冷ややかな視線を投げかけられたものの家族を守る為だと割り切った。

そもそも犬の糞が悪いのでは?
犬の飼い主を捜す加山、今度は妻も一緒だ。
飼い主は老人だった。
老人は答える「お前らみたいな若い者にはわからん。犬の糞を始末するには屈まねばならないが自分は腰が痛くて出来ないのだ」と。
「人殺し!!」加山の妻が叫ぶ。
老人は足早にその場を去った。
帰宅後、老人は妻にその話をした。
自分に同意してくれると思っていた。
妻は一言、「晩節を汚しましたね」と答えた。

加山はHPを開設し、自分の心情を綴った。
自分たちは悪くない―――そう主張したかった。
だが、同情よりもそんな加山の態度に批難が集中した。
「何様だ!!」と悪しざまに罵られた。
加山は裏切られた。
たまにくる同情のメールが救いだった。

ある日、そのメールで匿名情報が届いた。
健太の乗った救急車が15分ほど渋滞に巻き込まれたというのだ。
原因は一台の乗り捨てられた車の所為らしい。
自宅への車庫入れが上手く出来なかった運転手がそのまま逃げたのだ。
それさえなければ助かったかもしれない。
加山は運転手を捜した。
運転手は若い娘だった。
新聞記者と聞いた当初、娘は怖ろしい剣幕で加山を罵った。
だが、加山が被害者の父であると知ると謝罪を始めた。
しかし、その謝罪は健太の死に責任を負うものではなかった。
彼女は自分一人の為に家族を巻き込む事は出来なかったから。
ここでも加山は望む答えを得られなかった。
その日の晩、娘は健太の事故現場に花を手向けた。
彼女は自分の免許証を引き裂いた。

加山は日に日に追い詰められていった。
誰が健太を殺したんだ?いったい誰が?

会社は加山のHP閉鎖を迫った。
話題になったためらしい。
閉鎖かさもなくば辞職か。
加山は生活の為に閉鎖を選んだ……ひどく辛かった。

加山は仕事中、一軒のコンビニに立ち寄った。
おむすびとペットボトルのお茶を購入した。
ふと健太を連れた家族旅行を思い出した。
たしかあのとき、「家庭ゴミを捨てるな」と書かれたサービスエリアにこんなおむすびの袋を捨てなかっただろうか。
そう考えたとき、加山は絶叫した。
自分だったのだ。
自分のような人間の行いだったのだ。
誰でもない、健太を殺したのは自分だったのだ。
加山はとめどなく涙を流し続けた……。

何もかもに疲れた加山と妻は絵ハガキを見ていた。
そこにある写真の島に憧れた二人はその島を捜して旅行に出かけた。
どこか南国だと思った。
沖縄に向かった。
景色はなかなか見つからなかった。
やっと、現地の案内人から「与那国島だ」と教えられた。

そこは悠然たる光景だった。
加山は息をのんだ。
健太が生きて大人になってここにいればどんな言葉を口にしたのだろうか?
想像してみた。
風景はただそこにあって人々の営みを黙ってのみこんでいた―――エンド。

 (ミステリ通信さまからお借りしました)



一人ひとりの何気ない行動が 幼い子供の命を奪ってしまったんですね・・・

自分は関係ないと思っていても この瞬間にも殺人に加担しているかもしれないこの日常。。。

「自分だけなら・・・・・」というエゴイズムが招いた取り返しのつかない事件。。。


ちょっと恐ろしくなってきました。。。


映画にもなったそうですが 原作とは少し違うのかな?

機会があればぜひ本を読んでみたいし 映画も見てみたいです^^



しかし この方も書いていますが・・・・

恐ろしいイメージの会長がこんな本を読んでいたなんて^^






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