さわやかな風 2

のんびりと・・・

康耀堂美術館

2011年06月15日 | Weblog

 
尖石縄文考古館のすぐそばにあり茅野駅から縄文考古館行きのバスも出ています。



此処は京都造形芸術大学の千住博さんが館長です



館の中庭には池を配し随所にテーブルと椅子も置かれていてちょっとひとやすみが

できます



作品は高野辰雄、中島千波、小倉遊亀、田淵俊夫、奥村土牛、川端龍子など多彩な画家の

作品にくぎ付けになります。まわりには地区の小学生の絵も飾られて地域と密着型で

大勢の人に見ていただいているようです。



** 佐鳥電機株式会社の前会長である故・佐鳥康郎氏のコレクションを収蔵した

康耀堂美術館が京都造形芸術大学に2005年8月に寄贈されました。このコレクションは

私達に幸福な芸術の理想郷の空気を伝えるに余りあるものです。

本学は佐鳥氏の収蔵の趣旨を十全に理解した上で未来ある美術館として更なる発展を

目指し、日頃接している学生達の若い感性を活かしながら新たな発展を考えています。

日本のみならず広く世界を見渡せば小さいながらも上質な展示を続ける幾多の名美術館

があります。私達はそれら手本を念頭に置き、全国の、そして世界中の美術フアンが
 
是非康耀堂美術館を訪ねてみようと思うように、そして大学の教育機関としても学生や

研究者の学習の場として大いに活用しながら活動を続けてまいります。

混迷の21世紀に必要とされるのは芸術からもたらす滋養です。コレクションの根幹を

なすこの精神を受け継ぎ、発展させ、茅野市の恵まれた自然を借景に都会の美術館では

得られない美しいやすらぎで、訪れてくださった方々の心に残る存在となることを

目指してまいります。県、市の皆様の多くのお力添えの下、新たな康耀堂美術館として

の活動が今スタートいたしました。今後の展覧会に是非ともご期待ください。 

京都造形芸術大学付属康耀堂美術館長・京都造形芸術大学学長 千住博(パンフより)