JR前橋駅まで徒歩で向かっている最中、EF60-86号機を発見した。ただ車体は1両丸ごとではなくガットモデルの状態で保存されていた。
腕木式信号機と転鉄機と一緒に保存されているEF60-86号機。同機は、JR発足前の1987(昭和62)年3月2日に廃車となった。
ただし、敷地面積の関係で1エンドのカットモデルのみ保存。2エンドは解体処分された。
三菱製ホイッスル、避雷器。
わずかながら機関室も撮影。個人管理のため、部品盗難は少ない。
EF60-86車両番号。
EF60型電気機関車は、一部がEF61型200番台機、EF67型0番台機に改造されたが、ほとんどはJR発足直前で廃車になった。JR化後に残っていた19号機と503号機はすでに廃車解体され、現存しない。カットモデルとはいえ、86号機が平成、令和になっても現存しているのは嬉しい。なお、場所は、個人所有のため、正確な場所は伏せていただく。
*EF60-86号機の経歴*
1964(昭和39)年、東洋電機汽車会社製。新製配置は吹田第二機関区。
1965(昭和40)年、米原機関区へ転属。
1985(昭和60)年、高崎第二機関区へ転属。
1987(昭和62)年3月2日、廃車。
撮影日・場所…2022(令和4)年11月10(木)・群馬県前橋市
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