あんなキモチ

なぜか分からないが、満員電車で席に座っていると、小さい頃行ってた病院の待合室を思い出す。

でもそんなことになるのはなぜか地下鉄鶴舞線の、しかも赤池方面に限るのですが。(^_^;)　多分タイルの色や、くたびれた車内の色がその病院に似てるせいだと思うんですけどね。

仕事帰りにある楽器屋に行こうと思って、その電車に乗り込みました。そして楽器屋へ向かう車内に親子連れが乗って来ました。お母さんとその息子の２人。

で、その子供さんがすごい元気ながですよ。お母さんにボンボンぶつかってったり、周りの人に笑いかけたりするんですよ。普段会社へ向かうための電車ん中でこんな光景見ても、ナニも思わないんですけど、なぜかその時だけはすごい懐しい気分になれました。

多分その電車ん中が小さい頃行ってた病院の感じに似てたってのがあると思うんですけども。そしてその親子連れを見てて、『自分もこんなことがあったな』なんて思ったりしました。

僕は社会人として人間として、まだまだペーペーですがペーペーなりにいろんな経験してきました。んでその子供は自分と比べれば当然いろんな経験してないと思うのですよ。

お母さんにボンボンぶつかってくことや、周りの人に笑いかけてみたりすることなんて、大人になったら普通は出来ないですよね？それが子供は出来ちゃう。何も知らないから出来ちゃう。

『知ってるからこそ出来ること』ってありますけど、『知らないからこそ出来る』こともあるんだなー、と思いました。

大人になるとどーしても『結果』を考えて行動してしまう。
大人になると少しは『見返り』を考えて行動してしまう。

子供にはそれがナイ。純粋なキモチで生きてる。

なんかそんなキモチで生きてみたい！と、ふと思ってみたりしました。難しいかもしれないですけど、『未来』のことを考えずに生きてみたいと思いました。

。。。ホント、難しいんでしょーけどね。(^_^;)