同志社神奈川(校友会神奈川県支部のブログ)

神奈川県在住のオール同志社人の交流、情報案内サイト

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神奈川支部活動報告

2009-01-30 | Weblog
校友の皆様には 希望に満ちた新年をお過ごしのこととお慶び
申し上げます。 

さて さる1月17日、当神奈川支部の幹事会を開催し、
昨年を顧みるとともに、今年の事業計画などを検討いたしました。
恒例の「神奈川の集い」は次の通り昼間に行い、前半に講演会を
予定しております。

  開催日  10月18日(日) 午後 2 時半開始
  会 場  崎陽軒本店(横浜駅前)
  講 演  「いつきてもおかしくない神奈川大地震」
  講 師  平野 富雄(昭36工卒)

今からご予定を調整の上、ぜひご出席くださるようお願いいたします。
なお、「集い」に関するご要望など是非およせください。

 また、1月23日には寒梅香る大磯の、新島先生終焉の地での
「碑前祭」に参加してまいりました。
大きな志を抱き、幾多の困難を乗り越えて、新生日本の発展に
多大の貢献をされた新島先生が、わが神奈川の地でその尊い生涯を
終えられたことに、あらためて胸の熱くなる思いがいたしました。

 今年は内外ともに、困難な課題にあふれた年です。
先生の遺された貴重な言葉やその志を、わたしたち同志社人が
しっかり受け継ぎ、良心を手腕に社会の一隅を照らし、
閉塞感あふれたいまの社会に、明るさと活力を取り戻すよう
努めることが、先生のお教えに報いるひとつのみちだと思っております。

 最後に この2009年が幸多き年になりますよう、
皆様がたのご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げます。

                  支部長 大 坂 岱 樹



碑前祭

2009-01-24 | Weblog
本年も1月23日14時20分、新島襄先生が天に召された時間に合わせて、
大磯の終焉の地「碑庭園」にて碑前祭がおこなわれました。

式次第は以下のとおりです。
黙祷       一同
賛美歌 312  一同
式辞       同志社総長 大谷實氏
詩吟・和歌 朗詠  「寒梅詩」「送歳詩」「いしかねも」
         大磯町詩吟連盟
挨拶       大磯町長 三好正則氏  
         同志社校友会神奈川支部長 大坂岱樹
College Song  一同
献花       同志社総長 大谷實氏
         後援団体  各代表















文・写真:hashimoto

梅に寄せて

2009-01-21 | Weblog
みやこ写真館hashimotoさんに寄せられたメールから
ご紹介させていただきます。
この方は同志社の卒業生ではないと思われますが、新島先生のことを
よくご存じです。

見事な蝋梅 写真有難うございました。
多分ご存知だと思いますが この時機に好きな詩を送ります。

「寒梅」(新島 襄 作)

庭上一寒梅  庭上の一寒梅
笑侵風雪開  笑って風雪を侵して開く
不争又不力  争わず又 力(つと)めず
       自然と争うのでもなく、特に努力しているのでもなく
自占百花魁  自ずから百花の魁を占む
       ただあらゆる花の魁を承って春一番といった風情なり

人間が困苦に堪えて磨かれていくのにたとえられます。

「寒梅」五言絶句の詩の吟詠は難しいですが、小生の好きな吟詩の一つです。
同先生作詩の吟詩は「寒梅」を含め二題しか知りません。
これもご存知かもしれませんがもう一題を送ります。

同先生はわが国の文明開化に多大の貢献をされ、
同志社英学校を創立され、同校を大学校に昇格させるために
奔走中に病に倒れられ、大磯で48歳の生涯を閉じられたのですね。

「偶成」

看山高巍巍  山を看れば高きこと巍巍たり
観海闊洋洋  海を観れば闊きこと洋洋たり
味得造化妙  味わい得たり造化の妙なるを
小心少発揚  小心少しく発揚す

山を看ると高く大きく
海を観れば広々としてはてしがない
万物を造り出した自然の理の素晴らしさを心行くまで味わい得て
人も山の如く高大に海のように広い心を持たねばならない
小さいことにこだわっていた私の心も、いささか大きくなっていくように思える

構成:shimozu


関西の校友から

2009-01-21 | Weblog
みやこ写真hashimotoさんの蝋梅と白梅をご覧になった元歩く会のMさん(関西在住)
から、次のようなお便りが届きました。

こちらも毎日冷えますよ!
でも綺麗な蝋梅、白梅のフォト見てますとそこまで春が来ているようで足音が
聞こえるようです。
先週行きました宇治の植物園で柳も早や新芽が膨らんでいました。
昨日朝のTV 生活ほっと ステキナ古都鎌倉の紹介をしてました。
神奈川同志社歩く会で散策したルートでしたので懐かしく見入ってました。
文豪、文化人が通った店の紹介などNHKのキャスターの相手が川原亜矢だった事も
ありセレブな気分を味わってました。 
19日より雪の鳥取に行ってきます。目的はかにと温泉です。
寒い時は寒い所へ行くに限ります。その地の文化が感じられますからね。ではまた。

Mさんありがとうございました。かにと温泉のご報告をぜひお願いいたします。

shimozu

美しいキャンパス

2009-01-15 | Weblog
あけましておめでとうございます。
ギリギリ松の内のご挨拶です。
本年もよろしくお願いいたします。

みやこ写真館のhashimotoさんから花の便りが届きました。

冷え込む毎日ですがお元気ですか?
寒かったのですが、あまりによく晴れていたので、思い切って、
今年はじめてフラワーセンターに行きました。
黄色が鮮やかな蝋梅が咲いていて、カメラを持った人たちが、
木々を囲んでシャッターを切っていました。
まだ咲いていないと思った白梅もちらほら咲きだして
ちょっとうれしい気分になりました。









さて、先日、日本の大学の美しいキャンパス順位が
朝日新聞の夕刊に載った。
1位 北海道大学
2位 東京大学
3位 早稲田大学
4位 同志社大学(今出川)
確か、同志社は1,400票程度で、5位が800票台だから、
上位4校が抜けていた。

このあと、インターネットの掲示板をのぞいたら、
卒業生の母校自慢と思われる記事がわんさと出ている。
関西に限れば、龍谷、立命、関学、関大等々。
そこでは、今出川は狭いではないかとケチをつけている。

日頃、「うちはな、烏丸から入ってちょっといったら
もう正門を抜けて今出川へ出とるよ。」と狭いことを
強調しているが、決して卑下しているわけではない。
数々の歴史的建造物と成長した木々に囲まれた道を歩く気分は最高だ。
京都御所の庭はキャンパスの続き(だと思っている)で、昔から四季折々の風情を
見せてくれる。
なお、田辺も、まだ年数は浅いが木々が成長し、設備の充実もあいまって
素晴らしいキヤンパスになっている。

キャンパス論議のそばに、受験生の質問コーナーを見つけた。
その中に、「上智を受けたいが、抑えに同志社を考えている。」
というのがあり、これに絡んで、上智と同志社を中心に、
「大学の格」論議が盛んにおこなわれている。

関西人は関東の大学の情報に疎いのと同じく、
関東人は関西の情報に疎い。
それを前提に次々見ていくと実に面白い。
そもそも、私の卒業した昭和30年代後半、関西では「上智」という
名前は知っていても、それほど知名度はなかった。

たまたま、私の入った会社の同期に上智のOBがいて、
昭和47年、私が東京本社に転勤し、毎日顔を合わせる中で、
なかなか優秀だと感じたのを覚えている。
彼は同期のほとんどがリタイヤーした今でも、同期会の幹事として、
毎年面倒を見てくれている。

当時、私は採用担当だった関係で、関東の大学について調べていくうち、
急に、上智が就職戦線で注目され始めた。
それは、その頃の景気動向もあったと思うが、
当時の上智の就職部長(確かC氏)が、「上智の学生は一流企業と
いわれるところしか受験するな。」と言ったことが話題になった。
それ以降、受験生にも注目され、人気が上がったと記憶している。
さらに、家庭的にも比較的恵まれて育ってきた帰国子女の受け入れにも
積極的に動き、バイリンガルで社会的に需要の増してきた人材を確保して
いったこともその後の人気形成の大きな要因になったと思っている。

いずれにしても、年末から年始にかけて、母校への思いを呼び覚ます
話題がつづいた。今年も神奈川の校友・同窓みんなで同志社の素晴らしさを
大いにPRしよう。

shimozu