初めての夜停電。バイトだったけど、行かなくて良くなった。
暗闇の中、ケータイの情報を見ながら思う。
僕は「頑張れ」という言葉が嫌いである。一番嫌いな言葉かもしれない。
それはとても無責任な言葉に聞こえてしまうからである(自分だけかもしれないが…)。
どんなに「頑張れ」と言われても自分では100%出し切っている。「人の気も知らないで。もうこれ以上何を頑張ればいいんだよ?」と思う。
どんなに同じような境遇、環境だとしても、それは100%同じではない。「人の苦しみも知らないのに、気安く頑張れとか言うな。お前に何がわかる」とか思ってしまう。
確かに、この言葉に励まされたり、勇気付けられたりしている人は何人もいると思う。ただ僕が天邪鬼なだけかもしれない(笑)
しかし、今回は僕も「頑張れ」なんだと思う。僕にできることと言えば、節電したり、募金したり、親の買いだめを阻止したり、停電に耐えたり…家があり、ぬくぬくとラジオを聴きながらだから被災地の人とは雲泥の差で、無責任なのは承知の上である。
それでもこれくらいしか出来ないのだから、「僕らの出来る事はやった、だから何とか頑張って」としか言えない。ある意味「頑張ってくれ」という祈り、願いなのかもしれない。
そんな無責任なことを吐きつつ、一人でも多くの被災地の人達がこの苦難を乗り切れることを願います。
と柄にも無く長々と書いてしまいましたw