〔事件の概要〕
2020年9月16日
16日、函館で、パトロール中の警察官の前で酒に酔った状態で軽トラックを運転していたとして、53歳の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、函館市志海苔町に住む53歳の漁師の男です。
警察によりますと、16日午前、「朝から酔っぱらっているのに車に乗っている男がいる」と、匿名で警察に通報があり、警察官がパトロールをしていたところ、走って来た軽トラックから千鳥足で降りてきた男を見つけ、現行犯で逮捕したということです。
男は逮捕されたとき、強い酒の匂いがしたということですが、警察の取り調べに対し男は、「酒は飲んでいない」「車も運転していない」と容疑を否認しているということです。
警察は男を逮捕後、採血をして調べたところ、血液中からアルコールが検出され、逮捕時のアルコール濃度は基準値の6倍から7倍だったと推定されるということです。
警察は、男が常習的に飲酒運転を繰り返していたとみて調べています。
出典 HBC北海道放送
〔前科・前歴〕
志海苔町の不審火、放火容疑で近所の男逮捕
2018年9月5日 3時00分 函館市
函館中央署は４日、函館市志海苔町、漁業の男（５１）を放火の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は、３日午後６時ごろ、同町に住む男性（８８）が所有する敷地内に置かれた漁具のロープなどに火をつけた疑い。
同署によると、男性が敷地内に設置していた防犯カメラに、容疑者の姿が映っていたことから発覚。調べに対し、男は「やっていない」と容疑を否認しているという。
近所に住む６０代女性は「男性と容疑者は隣人同士。昨年ごろからトラブルが多く、パトカーもよく来ていた」と話していた。
また、２日午後７時１０分ごろにも同じ敷地内で薪の一部が燃える不審火が発生しており、同署は今後、容疑者が関わっていないか捜査を進める。
〔コメント〕
年齢と居住場所からすると、上記の２つの事件の犯人は同一人物ですね。2018年の放火も2020年の飲酒運転も明らかな証拠が出ているのに否認をしていてかなり悪質です。
2020年の放火についての裁判がどうなったか気になるところです。放火も飲酒運転も人の命に関わる犯罪なので犯人はかなりの危険人物ですね。
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