「うーん・・・ ナオが言う事はわかったけど、さ。はっきり言うよ、食費とかの生活費は気にしないで良い。俺としては高校にでも通って欲しい所なんだけど、どうかな?未成年は勉強が仕事、という事で」
俯いてしまったナオに健は言葉を重ねた。
「ナオは、勉強は嫌いか?嫌いじゃなかったら、高校の事考えてみないか?」
「・・・嫌いじゃないけど、必要性を感じないから」
普段は素直な子なのに、どうしてこんなに抵抗するのだろうか?と健は不思議に思う。
「ごめんなさい健さん、勉強は好きだけど、学校は嫌いなんだ」
「うーん・・・」
どうにもナオはかたくなで、健は考えこんでしまう。
学校が嫌いという事は「イジメ」にでもあったのか?と、思い至ったのだけれども、健はもうそれ以上言うのは止めた。
「そっか、じゃ、学校の話はナシで、バイトは少し考えさせてくれるか?」
「はい・・・」
不承不承、頷いたナオに、健は「少し不機嫌なナオ」の顔を見て、随分と慣れてきたもんだ、と思い嬉しくなる。
こうやって、もっと色々話していけるようになると良いな、と。
俯いてしまったナオに健は言葉を重ねた。
「ナオは、勉強は嫌いか?嫌いじゃなかったら、高校の事考えてみないか?」
「・・・嫌いじゃないけど、必要性を感じないから」
普段は素直な子なのに、どうしてこんなに抵抗するのだろうか?と健は不思議に思う。
「ごめんなさい健さん、勉強は好きだけど、学校は嫌いなんだ」
「うーん・・・」
どうにもナオはかたくなで、健は考えこんでしまう。
学校が嫌いという事は「イジメ」にでもあったのか?と、思い至ったのだけれども、健はもうそれ以上言うのは止めた。
「そっか、じゃ、学校の話はナシで、バイトは少し考えさせてくれるか?」
「はい・・・」
不承不承、頷いたナオに、健は「少し不機嫌なナオ」の顔を見て、随分と慣れてきたもんだ、と思い嬉しくなる。
こうやって、もっと色々話していけるようになると良いな、と。