パソコンは、Vaio SVP112A1CN(Vaio Pro11 タッチパネル非対応)、11インチでとっても小型軽量のモバイルパソコンです。
確認すると・・・画面表示はしているのですが、文字が伸びたり?、ノイズが入っていたり、全く映らない個所があったりと、操作できない状態です。
とりあえず、外部モニターにつないでみると・・・正常に表示されていましたので、液晶パネルに絡んだトラブルのようなので、パソコンをお預かりしました。
まず、液晶パネル本体の故障なのか、液晶パネルへの接続ケーブルの抜け、接触不良なのかを切り分けないといけません。
分解をして、まずマザーボード側の液晶パネルへの接続ケーブルは、きちんとしていました。
今度は、液晶パネル側の接続ケーブルの確認です。この確認には、液晶パネルを取り外す必要があります。
通常ノートパソコンだと、液晶パネル面の枠がネジ止め(目隠しカバーが付いていることが多い)されていて、そのネジを外して枠を取り外して、液晶パネルを取り出すのですが・・・この機種は、ネジや目隠しカバーが液晶パネル面に見当たりません。
不思議に思い、ネットで調べてみると・・・なんと、薄いアルミの枠が両面テープで固定されていることがわかりました。
両面テープを剥がしながら、薄いアルミの枠を剥がしていくのですが・・・薄くってどうしても曲がってしまいます。
悪戦苦闘しながら、なんとかアルミの枠を外して、液晶パネルを取り出しました。こちらもケーブルはしっかり接続されていました。
そうすると、液晶パネルの故障の可能性が高いです。
使われていたパネルはVVX11F009G00という型番のものが使われていました。
海外からの取り寄せになりましたが、新品の液晶パネルを入手しました。
液晶パネルを交換して、薄いアルミの枠を取り付ける際は、今までの両面テープは古くなっていたので剥がして、強力な両面テープを新たに貼って取り付けました。事前にアルミパネルをまっすぐにしてたのですが、いざ固定すると、片方が浮いたりして大変でした。
元の状態に組み上げて、正常に画面表示されることを確認しました。
薄型軽量化パソコンになると、ネジなどの固定でなくて両面テープでの固定が増えてきますが・・・修理するものにとっては、うれしくありません。
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