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A Disk In The Life

新譜・旧譜、洋楽・邦楽関係なく色々と紹介していきます

Passion Pit 25枚目

2009-07-03 | 音楽
          
Manners/Passion Pit

メンバーが恋人へのヴァレンタインプレゼントのために作ったCDがきっかけでレーベル契約を果たしたという変わったエピソードを持つPassion Pitの1st。

正直この手のバンドは最近食傷気味で、最初に↓の曲を聴いたときはまったくそそられなかったんですが、


発売日にたまたま寄った某大型レコード店で試聴してみたら、「これは悪くないな・・」という気持ちに変わりCD購入。
そして何故か今では今年の新譜では5本の指に入るほど聴いてます。

最初こそよくある歌ものエレクトロニカかと思いきや、意外とバンド感が強く暖かみある楽曲にやられました。
歌声のほうはちょっと癖があり、好き嫌い分かれそうですがはまれば心地よいものです。



もう今年も半分過ぎましたね。近々09年上半期のベストを記したいと考えています。
あくまで予定です。。。

小沢健二 24枚目

2009-06-30 | 音楽
僕の中の90年代のJPOPの中での最高傑作はこれなんですけど



つい最近こんなの知りました。




元々オザケンはこうやって色んなとこからネタを引っ張ってくることは多かったんですけど、
この曲にもこんな元ネタがあるとは知りませんでした。
まぁ、それによって評価が変わることはないんですけどね。


そろそろこんなキラキラしたJPOPスター出てこないかなぁ。

YOMOYA 23枚目

2009-06-25 | 音楽
              
Yoi Toi/YOMOYA

Pavement好きなあなたにおすすめ。ふわふわしてる中にもしっかりとした音や言葉が心を掴んで離さないYOMOYAの2nd。


私事なんですが、日本人のバンドの歌詞では、
「意味は分からないけど語感や響きが妙に好きな歌詞」か、
「歌メロがたまに苦しいけど一曲が一つの物語のように紡がれた歌詞」
が好きなんですよ。
前者はミッシェルやFishmansなど、後者はバンプや今だとRadwimpsなどでしょうか。

そして件のYOMOYAはというと前者に属すると自分の中では思ってます。
彼らの歌詞は歌詞カードで文字としてみるよりも、
曲を聴いてるときこそ生きるものだと感じます。
一つ一つの言葉の置き方などが非常に効果的で、
聴いていて思わず「おぉ」ってなったりしました。



この掴みどころがない音が気持ちいい。
ちなみにライブの時に電飾をマイクとかに付けてるのはやっぱりPavementの影響なんでしょうか?

Friendly Fires 22枚目

2009-06-22 | 音楽
             
Friendly Fires/Friendly Fires


多くの有望な新人たちが出てきた2008年。Friendly Firesもそんな新人たちという括りに入るバンドでしょう。
そんな初々しいバンドが作ったのが自身のバンド名を冠したこのアルバム。
ちなみに2008年マイベストアルバムはこの作品です。


このバンドとの出会いは、いつも贔屓にしているブログで紹介されていた「Paris」のPVから。
その瞬間、完全にやられました。
キラキラしていて、心躍るような爽快感にすべてを持っていかれてしまいました。



ただ一方で、こんな風に期待をしてアルバムを聴いたら・・・だったというバンドも少なくはなかったので、過度な期待はせずにアルバムを購入。
家に帰って聴いてみての感想は、・・・こりゃ思った以上のアルバムだな、と。
新人にして、この一曲ごとの安定感やアルバム通しての統一感はすごい。
「Paris」も決して浮くことなく、飽きることなく全曲通して聴けます。


↑の曲とParisは2008年私的アンセムです。


もしかしたら今年の終わりのころに2ndアルバムが出るかもしれない、という噂ですがどうなんでしょう。
このアルバムが良過ぎたので期待半分、不安半分というところですが、いいものが出来ることを願っています!

Wavves 21枚目

2009-06-19 | 音楽

Wavvves/Wavves


爆音ギターにゆるゆるメロディが最高に気持ちいいWavvesの2ndアルバム。
サンディエゴ 、 カリフォルニアを拠点に活動をしているバンドで、音にもそんな影響がうかがえます。

最初に「SO BORED」を聴いたときには、鼓膜破れるんじゃないかと思ったほどのピークを振り切った爆音にビックリしました(笑)。
曲のほうは、ガレージなサウンドに所々Pavementを思わせるようなゆる~いメロディが最高に気持ちよくて、バンド名的にも、夏に聴くのがピッタリな感じです。
疾走感ある曲からサイケ色を感じる曲まで幅広く、しかもほとんどの曲が3分台かそれより短いっていうのがまた最高です。



しかし最近のUSインディーシーンはすごいな。
普段はUK派の僕も最近はUSインディーバンドばかりに耳を持ってかれてます。

DOPING PANDA 20枚目

2009-06-17 | 音楽
              
decadence/DOPING PANDA

DOPING PANDAのメジャー三枚目となるこのアルバム。
実はDANDYISM,Dopamaniacsとアルバムをリリースするごとに僕の中では関心が薄れていってました。
ここ最近のシングル群やライヴDVDにもいまいち惹かれるところがなく、自分の中では勝手に過去のバンドかなと思っていました。

しかし、たまたまこのアルバムの試聴が出来るサイトがあり、聴いてみたところ、
これは久しぶりにキタ!!って具合になったんです(なんか前回のホラーズと経緯が似てるな・・・)。



今作のアルバムは、全体的にカラーが統一されていて、無理なくサッと聴けるのがとても良かったです。
正直前作、前々作ともにゴチャゴチャしてる印象が強くて、あんまり聴き返す気が起きなかったもので・・。
今までの作品に比べると冷めてるような、アダルティな印象を与えるアルバムですが、逆にそれが今までのドーパンのイメージとは違って新鮮に感じます。
それとなんとなくですがFriendly Firesの匂いを感じましたね。電子音の使い方とかかな?

前半若干切れてます・・・。


いやぁ、ライブ行きたかったなぁ。(泣)

The Horrors 19枚目

2009-06-16 | 音楽
                 
Primary Colours/The Horrors

The Horrorsの二枚目となるアルバム。
正直このバンド苦手だったんですよ。1stの頃は。
MTVで流れてた、確か「SHEENA IS A PARASITE」のMVを見たときにかっこいいとは思ったんですが、
見た目のゴス具合とハイプ臭プンプンで、これはちょっと・・・って具合でした。


しかし、つい先日たまたまMTVで流れていた下のMVを見たときには、思わずごめんなさい!!、と思いました。
だって、これすごい好きな音なんですもん。
周りの評判もよかったのにスルーしてた自分が馬鹿でした。

The Horrors - Sea Within A Sea


いやぁ、このJoy Divisionっぷりがたまりません。
うまい具合に1stのころから成長しましたね。若干のシューゲイザー臭もいいです。

またこれから、少しづつ更新頑張ります。





 

OGRE YOU ASSHOLE 18枚目

2008-11-08 | 音楽
                 
しらないあいずしらせる子/OGRE YOU ASSHOLE

だいぶ久々になってしまいまして申し訳ないです。
そんなわけでオーガの新譜です。ちなみにバンド名はオーガユーアスホールと読みます。

前回のアルバムがなかなか良かったんで、結構な期待をして待ってたんですがその期待以上のものになってますよ、今回。
このバンドの持つ心地よい浮遊感はそのままに、よりバンドとしての力強さも備わって、さらりと聴けるながらもしっかりと耳に残る楽曲が多いです。
曲の良さもありますが、オーガはボーカルの出戸さんの声によってより独自の世界観というものが出てるなと。

彼らの曲を聴くとなんだか、良質なUSインディーバンドのような印象受けるんですけど何でだろう。
しかしこのアルバム、今年度の作品の中ではなかなか上位にきそうだな。

Ogre You Asshole - しらない合図しらせる子


ちなみに彼らのバンド名はMODEST MOUSEにつけてもらったらしいです。

Radiohead 17枚目

2008-10-21 | 音楽
だいぶ今更になってしまいましたが・・・。
はい、行ってきました。10月5日のさいたまスーパーアリーナ。
とりあえず何書けばいいのかも分からないので簡単にまとめたいと思います。

地元千葉から友達の車で行き、1時間ちょいほどで着きました。
意外と近いんだなぁとか思いつつ予定より早く着いてしまったので軽く食事。
その後物販でTシャツなんかを買いつつ暇をつぶし、開場時間になり中へ。
席はスタンドの4階のところで、行く前はかなり遠いかなと思っていたけどそんなでもなかったです。
17時から前座であるModeselektorが出てきてなんだかやってましたが、すいません、ここら辺はめちゃくちゃ眠くてうろ覚えです。
17時半には終了し、しばしの休憩後、18時ごろついにRadiohead登場!
↓がセットリストです。

01. 15 Step
02. Airbag
03. Just
04. There There
05. All I Need
06. Pyramid Song
07. Weird Fishes/Arpeggi
08. The Gloaming
09. Myxomatosis
10. Faust Arp
11. Knives Out
12. Nude
13. Optimistic
14. Jigsaw Falling Into Place
15. Idioteque
16. Fake Plastic Trees
17. Bodysnatchers

En1.
18. Like Spinning Plates
19. Videotape
20. Paranoid Android
21. Reckoner
22. Everything In Its Right Place

En1.
23. Go Slowly
24. My Iron Lung
25. How to Disappear Completely

のっけから15 Step、Airbag、Just、There Thereと、もう大興奮でした!
ほかにもMy Iron LungやVideotapeなども聴けてよかったです。
でもね、やっぱりね、これが一番だったんですよ。


Fake Plastic Trees [Live@Saitama Super Arena, Japan (October 5, 2008)] by Radiohead


感涙ものでした。思わず立ち上がっちゃいましたもの。
いやーこの日にいけてよかったかなとセットリストを見ると改めて思います。
聴きたい曲はほとんど聴けたんで。

また当分生でお目にかかるのはないだろうかと思うと寂しいですが、しばらくはRadioheadにずっぽりはまって抜け出せない毎日です。
ほんとにすごい2時間だったなぁ・・・。

Radiohead 16枚目

2008-10-02 | 音楽
             
I Might Be Wrong: Live Recordings/Radiohead

2000年代初頭、Kid AとAmnesiacという恐ろしい双子を生み出したRadiohead。
この二作、どちらも手触りは無機質な感じなんですが、それがライブではどうなるのか・・・?
そんな疑問はこれを聴けば即解決。いやぁ、CDよりいいんですわ。
ライブではCDの無機質さは薄れ、温かみある音が鳴り、そして静かに狂ったような演奏が聴ける。
これを聴くとやっぱりこのバンドはライブでより生きるバンドだなと感じた。

でもこのアルバム何がいいってこの曲が入ってること。
radiohead - true love waits



この曲のためだけでも聴く価値ありです。