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A Disk In The Life

新譜・旧譜、洋楽・邦楽関係なく色々と紹介していきます

The Depreciation Guild 32枚目

2009-10-05 | 音楽
             
In Her Gentle Jaws/The Depreciation Guild

ブルックリンを拠点として活動する3人組バンドThe Depreciation Guildの1stアルバム。
ちなみにリーダーのカートとギターのクリストフはThe Pains of Being Pure at Heartのメンバーでもあるそうです。


このアルバムは2007年に無料ダウンロード版として自主配信されていたもので、今月の中頃には国内版が発売されるらしいです。
その中にはつい先日リリースされたシングル『Dream About Me』から「Listless」とYMOの名曲「君に胸キュン」を日本語(!?)でカヴァーしているらしいです。


いやーしかしこのバンドはいいですよ!!最近個人的に第二次シューゲイザーブームがきてまして、その流れにドンピシャにハマッた感じです。
サウンド様式はシューゲイザーのお手本通りなんですが、その中にチップチューン(ファミコンみたいな音を使用して作る音楽)を見事に落とし込んで、他にはない魅力的な音を生み出しています。
それに加えて疾走感あふれる曲がたくさんあり、もう本当に自分のツボにハマリまくりです。


この曲のほかにも、M-2「Sky Ghosts」やM-5「Digital Solace」など好みの曲がたくさんです。

The Cribs 31枚目

2009-10-04 | 音楽
           
Ignore the Ignorant/The Cribs

ジョニー・マー加入により4人体制となったクリブスの4thアルバム。


クリブスにジョニー・マーが加入すると聞いたときにはびっくりしたのと同時にあの3人の魔法が消えてしまうんではないかと心配しました。
もともとスミスがあまり好きではない僕としてはジョニー・マーが入ると言ってもピンとこなかったもんで。
まぁそんなことを思いながら聴いてみたんですが、やっぱりいいですわこいつら。


もういつものことながら曲が最高に良い。よくもまぁこんなにグッドメロディな曲をいくつも作れるもんだ。楽器やってる自分としてはとても羨ましいです。
そんな元来からの曲の良さにジョニー・マーのギターが乗っかることで相乗効果は抜群。
それとジョニー・マーの影響か、前作よりもアルバム全体で聴いたときにすっと入ってくる感じでした。


前作までの荒々しいというかヤンチャな部分というか、そういうところが減ってしまったのはちょっと残念でしたが、
より落ち着いた大人の雰囲気を持ったバンドになった気がします。
それもきっとジョニー・マーの影響なのかな。



まだこの4人編成の形が見慣れません。。

まさかの

2009-09-17 | 音楽
なんとあのPavementが再結成するらしい!!!!!
http://www.bounce.com/news/daily.php/20693

場所はニューヨークで、日程は2010年9月21日ということらしい!!!!!!!



これにはびっくりした。再結成するんじゃないかとは言われてたが、もう何年か先になると思ってたのでまさか来年とは・・・。
しかし、まだ安心はできないな。来年の春先辺りにやっぱや~めたなんて言いかねないもんな。

まぁただ今は期待して待ちましょう!出来れば日本にも来てくれることを願って・・・。




ということで、学生生活最後の夏休みも終わったのでまた更新頑張ります。

Owl City 30枚目

2009-08-13 | 音楽
        
Ocean Eyes/Owl City

アメリカはミネソタから、アダム・ヤングという人のソロプロジェクトOwl City。
あまり詳しくこの人のことは知らないんですが、この作品が二枚目のアルバムでメジャーデビュー作らしいです。

つい最近出たDiscovery(Vampire weekendのメンバーとRa RA Riotのメンバーのサイドプロジェクト)がそこまで琴線に触れなかったんですが、この作品はドンピシャでした。
このアルバムはジャケットのイメージそのままに、夏にとても合うんですよ。
涼しげなエレクトロポップな音が、暑くてだらけてしまいそうな心を爽やかに癒してくれます。



ちなみにこの方意外にも、ジャンル的にはエモとして見られているらしいです。
う~ん。。。

エイプリルズ 29枚目

2009-08-04 | 音楽
            
Astro/エイプリルズ

このグループとの出会いは確か、深夜のテレビ東京で流れていたPVを見たときだったかな。
今から4~5年前のことで、当時こんなキラキラしたテクノポップは他には知らなかったんでとても惹かれました。
今ではPerfumeが市民権を得て、このような音も珍しくはなくなってきましたが、あの頃にはとても新鮮でした。


最近はあまりこの作品を聴いていないんで、どんなもんだったかは少し忘れてしまったんですが、音のほうは小沢健二ミーツ中田ヤスタカという感じで想像してください。
まぁゴチャゴチャ書くより聴いてもらったほうが早いですね。



このキラキラ具合に胸がキュンキュンですね。

PUFFY

2009-07-29 | 音楽
最近ナルトの映画のCMで↓の曲をよく耳にしていて、なかなかいい曲だなぁって思って色々調べてみたら、



これチバの作詞作曲じゃないか!!

いやぁ、なんだか色々とびっくりしました。
前々から楽曲提供していたのは知ってたんですが、まさかこの曲もそうだとは・・。
確かにじっくり聴くと曲はなんともいかにもって感じですが、歌詞にはちょっと驚きました。

最近のチバがどういう曲作ってるのかわからないんですけど、なんだか結構シンプルというかなんというか。
それでも彼らしいとこは感じられるのはやっぱりあのチバの世界観なんだろうなぁ。
まぁきっとPUFFYのキャラクターに寄り添った部分はあるんでしょうけど。


それでも、この曲は先日の件も含めてなんだか涙腺直撃です。

アベフトシ

2009-07-23 | 音楽
     

アベフトシが死んだ。

高校生という多感な時期に出会った、最高にかっこいいバンドの最強にかっこいいギタリストはあっさりといなくなってしまった。
正直ミッシェル後のアベのことはあまり追ってなかったが、それでも俺の中での好きなギタリストトップ3には入る。
バンドでコピーもしたし、一時期は毎日のようにライブ映像を見ていた。



それでもロックンロールは続いていくんだよ。


Delphic. 28枚目

2009-07-15 | 音楽
         
Counterpoint/Delphic.

今年のサマソニに出演も決まっているUK出身のバンド、Delphic。
テレビ局で収録したスタジオライヴを見た世界中のレーベルが争奪合戦を繰り広げたというすごいエピソードをもつ新人の3人組バンドです。


まだ音源としてはこのシングル一枚なんですが、これが素晴らしい。
初めてFriendly Firesの「Paris」を聴いたときのようなときめきや多幸感がこの曲にはあります。
アルバムのほうは今年の終わりには出るんじゃないかと思われますが、これは期待せずにはいられないですね。



電子音とドラムなどの生音がうまく噛み合っていて、無機質ではない温かみのある感じになっていますね。
これは今年1番のアンセムになるかもしれないです。

Pavement 27枚目

2009-07-14 | 音楽
         
Terror Twilight/Pavement

ローファイの代表格であるPavementのラストアルバム、Terror Twilight。
RadioheadやBeckなどのプロデュースで有名なナイジェル・ゴドリッチをプロデューサーに迎えた今作は、1stの頃と同じバンドとは思えない洗練された音にビックリしました。
しかし、スティーヴン・マルクマスのナヨナヨした呟くような歌声やゆるゆるとした演奏は健在で、やっぱりPavementだなぁなんて思ってしまいます。


一曲目の「Spit On A Stranger」から最後の「...and Carrot Rope」まで流れるように気持ちよく聴けて、春夏秋冬どの季節に聴いてもしっくりくるこのアルバムはすごいと思います。
このアルバムの曲は全部好きなんですけど、特に「...and Carrot Rope」。
この曲はほんとに、なんでか心を掴んで離さないんですよね。
爽やかな曲なのに、何故だか聴いてると寂しくなってきてしまう。
まぁ、ラストアルバムの最後の曲っていうのもあるとは思うんですが、
それだけじゃない何かがこの曲にはあります。


この雰囲気最高だなぁ。

できれば、このアルバムを通過した「先」を見たかったんですけどねぇ。
再結成の話もどっか行ってしまったし、ダメかなぁ。

Lotus Plaza 26枚目

2009-07-07 | 音楽
         
The Floodlight Collective/Lotus Plaza

DEERHUNTERのギタリスト、Lockett PundtのソロユニットLOTUS PLAZAのデビューアルバム。


最近にわかに活気付いてきたニューゲイザーシーンの代表格のDEERHUNTER。
昨年出したアルバムは多くの人が絶賛していましたね。
そんな話題のバンドのギタリストのソロデビュー作品である今作が悪いはずありません。


すべての曲にある多幸感、骨まで溶けてしまうような緩々な空気感は聴いてる人の頭を宇宙空間にまで持って行きます。
耽美で非現実、そんな音の波にどっぷりと飲まれていってしまいそうです。
DEERHUNTERにもあったあのキラキラしたような幸福感をより推し進めたような作品になっています。



どこかで書いてあった、全編ビートルズの「ストロベリーフィールズ・フォーエバー」を連想させる、というのはまさにそうだなと思いました。