昨日の夜、全く本の感想を返信しない姫に怒って
なかなか寝付けなかった。
失礼過ぎるだろ！
人のことを軽く見るのもいい加減にしろ！
かなりの怒りが溜まった。
起きてからそんなメッセージを送ろうと下書きまでした。
読み返すと、これを送ったらもう一生口を聞いてくれないな、と怖気づいた。
結局、脚本つまんなかった？と一言だけ送った。
しばらくすると
今、バカンスなんです。とお詫びの返信がきた。
バカンスだから脚本が読めない、とはどういうことか？
一日中海の中に潜っているのか？
ぶっ飛んでる。
もはや、僕の常識など完全に届かない世界だ。
帰ってきても彼女は多分僕の本など読まないだろう。
ただ、ここまで来ると逆に笑えてくる。
もういいやっていい意味で思える。
今日は良く寝れそうだ。
昨日の夜
送ったシナリオどうですか？と姫にメッセージを送った・
忙しかったりして読んでなければ
なんて、一応配慮したつもりだ。
僕としては
ごめんなさ～い、まだ読んでなくてぇ
なんて言い訳的なことを言いやすくしようと思った。
が、返信はない。
これは彼女の性格からして
間違いなく読んでいるものと思われる。
と、すると返信がない理由は
恐らくシナリオの内容にある可能性が高い。
恐ろしくつまらなかったか
はたまた想像以上によく書けていたとか
いずれにせよ、なんらかのショックを受けて
どうリアクションしていいのか混乱している
ような気がする。
関西に突然引っ越して
男がいるのか謎だけど
近くに姉がいるのは話を聞いているからわかっている。
いずれにしても引っ越しからまだ半年も経っていない。
しかもかなりの遠方。
とにかく旅行が好きなのは知っていたけど
旅行と引っ越しはまるで違う。
大体、もともと地元をかなり愛していたはずの彼女。
実家についてもよく話していた。
箱入り娘のはずだった。
その彼女が引っ越した理由は実家に居づらくなったから、だとしたら
引っ越したことについて筋が通る。
かなり不安定な状態の彼女に
僕の本をみせたのは最悪のタイミングだったのかもしれない。
もう彼女と今後普通に話すことすら出来なくなる気がする。
かれこれ1週間弱。
やっぱり姫から返信はない。
読んでない可能性は高く。
読んでいたとしたら、これからの可能性は限りなくゼロとみていい。
どうでした？
なんて聞いてみようかな・・・
かる～い気持ちで読んでください、なんて言っちゃったしなぁ・・・
・・・大体、どっちにしたってさ、興味ないんだよ。俺のことなんか。
彼女の欲望のなかに俺の居場所はないんだ。・・・きっと。
それにしたって、俺もなんで彼女にこだわるんだろう？
別に世の中、女なんかいくらでもいるし
彼女は突然、車を売って関西で暮らすような人なんだから
仮に一緒にでもなったら殺されてもおかしくないだろ。
頭のなかで8割から9割をこの考えが占めている。
それでも残り僅かの少数派が、彼女のことを熱狂的に支持している。
明日あたり連絡してみようかな・・・
今日はいくつも取れてしまった
作業着のボタンを買うためだけのために
バイクで遠出。
久々に行く街はあちらこちら変わっていた。
でもボタンを買ってすぐに帰ったので
あまりよくわからない。
その後、スマホで本を読んで
録画してた真田丸をたくさん観て
なぜかスマホゲームはする気が起きず
ふと、また姫のことを考える。
まだシナリオ読んだ、的な返信はない。
色々、考える。
よかった、的な感想が来た場合。
ハイ、ありがとうございます、的な受け答えで終わる。
もしくは、特に何も来ないケース。
これはもはやそのこと自体、二度と話題にのぼらない。
まぁ、こちらからも返信のしようもないために
姫と親密になど決してなれない。
どちらにしても、結果的に姫と進展する可能性は極めて低い。
もともと、そういう気があまりなかったから仕方ないんだけど…
じゃあ、何のためにシナリオなんか送ったのか…
自慢か？自己アピールか？
とてもむなしい。
例年、この時期はあまりブログを書いていない。
それがここ何日か立て続けに書いている。
姫が絡むとやはり伸びる。
今日は実家に行って布団掃除機をかけた以外特に何もない。
いや、お袋から僕が生まれた時の話を聞いた。
予定日よりも１週間過ぎた後にお袋が破水して
その後２９時間後に帝王切開を経て僕は生まれた。
その時間を親父は死ぬほど辛い想いをして病室の外に待っていた。
初めて聞く話。
ジンと来た。
その後、ジムで体を動かして飯を食べる。
何度か姫とのやりとりを俯瞰する。
やはりというか、この人は僕を恋愛対象として
あまり捉えていないのではないか、と思う。
ただ、どなたか素敵な相手もいるように思えない。
とにかく姫のワードで目立つのが『自分らしさ』
なんだろう『自分らしい』って。
それこそ人それぞれ千差万別の自分らしさ。
この人の世界にはもしかしたら他者が存在しないのではないか。
そんな疑いすら芽生えるくらい
この手のワードを連発する。
この人は仕事でたくさんの人に声をかけて取材をしてブログなどで発信する。
そんなことをしているのに本当に近くにいる人にはあまりというかほとんど興味を持っていない。
書いてみるとなかなか良い印象を持てない人だ。
でも、僕は彼女が好き。
僕の書いたシナリオを読んで、既読無視であったとしても多分好き。
もう結構長い間、想い続けているわけだから。
昨日の夜、Ｐから返信があった。
来月、2回くらい勉強会をしたいとのこと。
仕事については単発企画の部分的なアイディアがほしいかもしれないとのこと。
思ったよりも早く返信が来たのでまだ絶望する必要はないけど
基本的にこの人はアテにならない。
そして自分自身、この人を丸め込める技術なりスキルなりが身についていない。
うかうか安心などしていられない。
こうなれば、もう一人の偏屈Ｐにもメールするか・・・
とりあえず、まだ少し様子を見ることにして
今朝、姫からモーニングメールが来た。
だいぶ長文だったけど、送ったシナリオはまだ読んでいない様子だった。
どういう目的なのかはよくわからないけど
なんだか嬉しい気持ちで書いている様子だった。
僕もテンションが上がってすぐに返事を出した。
昼過ぎにニキビの病院に行った。
ここはすごく混んでいて薬をもらうのに1時間半はかかる。
そのうえ、薬代は保険が効かずにかなり高い。
待っていると、僕の苗字が呼ばれた。
立ち上がると別の女性だった。
その後、僕はフルネームで呼ばれ
別の女性も途中からフルネームで呼ばれ出した。
その女性の名前は姫と同じ名前だった。
なんだかむず痒い気持ちになった。
帰り道、信号待ちをしていると道に虫が蠢いていた。
よくよく見るとカブトムシだった。
拾ってみようかな、と一瞬だけ思った。
昨日、姫から返信があった。
関西に引っ越した理由をきいたけど
色々と精神論は書いてあったけど
昔から住みたかった、とのことしか書かれておらず
なぜ住みたいのかはわからなかった。
男がいる可能性は消せないけど
どうも本当に一人で部屋を借りている線のが高い気がする。
ただ正直、これ以上やりとりしても
お互いの食い違いが際立つだけで
なんにもならなそうなので一応わかったふりをする。
そして、せっかくなので前に書いたシナリオを添付して送る。
たぶん、なんの反応もないだろうけど
最近そういうのに慣れている。
これから仕事場で会っても何食わぬ顔で普通に接する自信がある。
さて、今の関心は姫からＰに移っている。
恐らく間もなく勉強会は終わる。
竜宮城に入っただけで、玉手箱すら持たないで
帰るにはあまりにもったいないな、とジムで走りながら思う。
幸い、まだ終了宣言は出ていない。
終わってしまえば、もう二度と関わりはなくなる相手。
ならば、ここは開き直ってどんな仕事でも、と斡旋をお願いしてみようと思いつく。
待っていても、なにもないわけだし。
言っても無視される可能性は高いし、心象を悪くするだけなのかもしれないけれど
やるだけのことをやってみようと思う。
Ｐからの返信はない。
どうやら本当に終了の見通し。
仕事は難なく終わる。
職場の存続に関わる入札があり
奇跡的にうまくいったらしい。
キチガイ社員にまた使ってやるぞ、なんて非人道的な言葉をかけられる。
正直、そんなのはみんなどうでもいい。
こないだからずっと姫のことが気になってしょうがない。
昨日、送ったメッセージの返信は夜寝たころに来てて
その先のもう一歩踏み込んだメッセージを送るとやんわりかわされた。
ここで何故だかエンジンがかかり
クソ長いメッセージを送る。
ずーっと言いたくても言えなかった僕のこと。
シナリオを書いている云々を組み込んで
なんだか偉そうな気持ちの講釈やらなんやらを長文で書いて送信。
まだ返事は来ない。
このカードは禁断だった。
これを切ったら、彼女との関係は大きく変わる。
どうしても変えたかった。
それがいい結果になろうと、そうでなかろうと。
明日から長期休暇に突入予定。
なにもかも変えていきたい。
昨日、pに次の勉強会の催促をメールでした。
1日経っても返信はない。
こりゃ、いよいよフィナーレだな。
今日、姫に久々にメッセージを送った。
虹の画像と共に。
こちらも返事が来そうにない。
希望通りに何一つ事が進まない。
仕方ない。
全部、僕の技量不足。
いや、技量とか小手先レベルの話じゃない。
雨。
ずぶ濡れ。
近いからって楽なわけではない。
仕事中、ずっと姫のことを考える。
久々にする仕事をしてて今ここで姫と仕事をしたらどんなだろう
と、考える。
わりとだるい。
姫と付き合って家に帰ると姫がいたら・・・
相当テンションが上がる。
ちょっと会いに行くことも出来ないクソ遠い西日本で
一人暮らしを始めた姫を想う。
メールやらを送ろうかな、と思っても
なんら材料がない。
共通の趣味もないし、用事もなにもない。
元気？とか、どうしてるの？なんて気楽にやりとり出来る間柄ではない。
月に一度か二度、会えない月もあるくらいの頻度で顔を合わして
仕事だけのつながりしか持っていない。
一体全体、なんでこんなに好きなのか？
さっぱりわからない。
だけど胸がやけに高鳴る。
彼女は俺のことをどう思っているんだろう？
普通にいい人、口うるさい人、細かい人、仕事場にいる人
そんなところか。
さっきＴＶ局のＰに勉強会開催の催促をメールした。
彼は僕のことなんかとっくに忘れているかもしれない。
