ネエサンと呼んでくれ

洋鵡のニーマ+ヒト2人=最少家族なりに何とかやってます♪
ニーマ&独り言&鳥のクロスステッチも少々・・・なブログです。

校長になるにわ?

2008-07-12 13:15:35 | 生活
最近、世間を騒がせている大分県の教員採用試験での汚職事件ですが、普段は自分に関わりのない特に重い話題には首を突っ込まないように心がけてますんで(爆)、今回もスルーしようと思ってたのだけど、この大分県では教員採用だけでなく教頭とか校長になるために『便宜』を図ってもらうためのナンタラカンタラって問題もありましたよね?この件に関して、どうにも思い出したら止まらないことがあったので(笑)一言書いちゃいます。

ネエサンの父親の親戚筋には教員が多くて・・・まぁ、実家が四国・○島のそれも山間の田舎の方なもんで「ガッコの先生になるくらいしか就職口がない」なんて笑い話をよく聞かされたものなんですが、父親の兄というヒトが小学校だか中学校の『教頭』までなりまして・・・ちなみに本人はもう亡くなってますよ・・・大昔、まだ本人も兄嫁もバリバリやる気満々だった時代に、次の目標『校長』への夢が潰えてしまったと確定した時に、その兄嫁が○島からネエサンの母に電話をかけてきた時の一言。「教頭までだったら、なんとかなれるんよ。でもねぇ。『校長』になるには色々と・・・本当に色々とあって大変でねぇ。」

教員の世界を知らない人間からしたら、こうゆう言われ方をしたら、校長への昇進試験?だか何かって、次のチャンスってもうないの?って、思うぢゃないですか普通?何で『校長』になれないと諦めるのかと。人格的にも立派な人間が認められて、とか、そうゆうワケじゃないの?公正に試験で決めるワケじゃないの? ????? 結局・・・人格がどうなんて問題以前に、本人が諦めざるを得なかった理由があったらしいんよ。その諦めた直接の原因というのが、ズバリ!お金が続かなくなったということ。続かなくなった・っていうのは『教頭』になる時にも使ってたって流れが自然に見えてくると思うんですけど(汗)・・・って、どこに使うお金だったんだか。あ~あ、やだね(情けない)。その上『教頭』で定年を迎えるよりも『校長』の方が退職金の額も全然違うから本当は諦めきれないんだけど、とか何とかって、そんな話まで母づてに聞いちゃいましてね。学校なんてどこもそうなんだろうーなー、人間なんてどこも汚いよ全く!と思った、当時中学生だったネエサン。

この兄は生きてたら80代とかでしょうから、現在はこんなことないだろうと固く信じてますが(ちなみにこの兄の子供達は全て教員デス)、教職なんてもう聖職とはとても呼べません・・・まぁ、給食費を払わなかったり、無理難題ばかり押し付けてくるモンスターが大量発生中ぢゃあ、今後も人格的にも立派な教員は減っていく一方でしょうから、その上、特別な便宜を図ってもらわなきゃ教頭や校長になれないなんて『悪習』が、大分県以外でももしあるのだとしたら(教員採用試験に関してももちろんですが)、まっとうな道を歩んでいる先生方は本当に報われないよね。
コメント
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