短歌を好きになったきっかけって少なからず誰にでもあって、
わたしにとってそれは、この歌集になるんでしょう。
本と書店とその頃の思い出はとても強く結びついていて、
『きっと恋のせい』を読んだ高3のころ、新宿でのことなんかいっぱい思い出したりする。
あたしとって高3はあるひとつの転機だったんだなぁってなんとなく思う。
勉強とか全くしなかったけど。
もしもあのとき彼と付き合っていなければ
『きっと恋のせい』に反応することもなく、そうしたら今に繋がらないわけで。
ひとつひとつのあまり気にしてもいない選択が今を作っているって、なんだか不思議。
反応した短歌は「愛みたい CLOSE TO LOVE」に入っている、
あなたのかわたしのなのかわからない
心臓の音が背中に響く
というもの。
そのとき、まさにこの短歌で描かれていることをあたしはひとりで感動していて、
友達に伝えてしまうと俗すぎて、
でもどうにかして何らかの形みたいなものに憧れていた。
【きっと恋のせい 佐藤真由美 中央公論新社 マーブルブックス】
わたしにとってそれは、この歌集になるんでしょう。
本と書店とその頃の思い出はとても強く結びついていて、
『きっと恋のせい』を読んだ高3のころ、新宿でのことなんかいっぱい思い出したりする。
あたしとって高3はあるひとつの転機だったんだなぁってなんとなく思う。
勉強とか全くしなかったけど。
もしもあのとき彼と付き合っていなければ
『きっと恋のせい』に反応することもなく、そうしたら今に繋がらないわけで。
ひとつひとつのあまり気にしてもいない選択が今を作っているって、なんだか不思議。
反応した短歌は「愛みたい CLOSE TO LOVE」に入っている、
あなたのかわたしのなのかわからない
心臓の音が背中に響く
というもの。
そのとき、まさにこの短歌で描かれていることをあたしはひとりで感動していて、
友達に伝えてしまうと俗すぎて、
でもどうにかして何らかの形みたいなものに憧れていた。
【きっと恋のせい 佐藤真由美 中央公論新社 マーブルブックス】