読書日より

読書記録です。

ニュートンの林檎  (辻仁成)

2006-12-26 01:29:01 | 本一般
上下巻。
これ読んでから60年代の羨ましくなった。
この話の時代設定は70年代。
上の世代(=60年代)があまりにも派手にやりきったから、何をやってもイマイチぱっとしない、けどそこはまぁそれなりにやりすごせる感じ。

まぁ、大学生の話だね。良かった。


【集英社 集英社文庫 ニュートンの林檎 辻仁成】

※余談※ 理想の読書

2006-12-21 23:31:52 | ※余談※
読書にも、理想と現実があって、出来れば理想のようなことをしたい。
最近は全く持ってテキトー買いテキトー読みが多くてね。
ちょっぴり妄想族で。笑


①戦場を選ぶ
 戦場(=本屋)ついて言うと。
もちろん本屋にでも好き嫌いがあり、いくつか列挙したいと思う。
池袋→ジュンク堂(所蔵が多い)
新宿→BOOK 1st(名前が微妙に違うかも。ルミネ2。ABCだったころから配置が好い)
吉祥寺→ブックス ルーエ(朝8時半には開いてる)
立川→オリオン書房(立川より奥に住む人にとって利用率は高い)
福生→ブックスTAMA(夜二時まで開いてる)
などなど。
近くに奥行きのある喫茶店があると余計いい。
例)国立・東西書店→エクセルシオールカフェ
って感じに。
エクセルは大体の店舗では奥行きがある風に作ってあるからチェーン店では1番好き。
ちなみにJR新宿駅内南口にある本屋(名前忘れた)は魔力を持っていて、週に一度はジャンク本を買う破目になる。
 
②救出のおきて 
 本を選ぶための第一歩として、直感で掘り出すことをしなくてはいけない。
まさに救出。
まずは自分の今の気分や状況、当てはまり具合にあったものをきちんと見つけなくてはならない。
もちろん本側の気分を察知したりして。
あたしに話しかけようとしている子が必ずいます。
大抵、候補は5・6冊程度ありますが、そのまま買ってはいけません。
古本屋だからって、給料日後だってそのままじゃ駄目。
確実にジャンク本は紛れ込んでいます。
というか、どうせ3日しないうちに次を購入するんだから、本当に読ませる気のあるものに選ばせる。
本棚には買ったのに読んでないものがやまほどあります。

③挨拶的コミュニケーション
 5.6冊から1冊に選ぶために、様々な知識を総動員させます。
同じ作家の本はどうだったか、人の評価、雑誌の知識。
が、知識などあろうがなかろうが、たいてい1冊程度しか削れません。
ここでまず、文庫の裏の部分を見ます。
あらすじを読んで、物語の行く末を一通り見守ること。
これが挨拶的コミュニケーション。
だいたい二者択一に迫られるとこまでいきます。
場合によってはここでもう絞りきれることも多い。

④あとがきを読む
 これは最終兵器です。
あとがきの意味なんかがわかっていない作者はたまにネタばらしをしてますが、まぁダメダメです。
それなら書かないほうがよっぽどいいかと。
乙一なんかはきちんとあとがきを理解してますね。
特にその作者の一番初めに買うものだった場合、文が合うか合わないかはここで判断します。
その話に対する憧れを高めるいい機会ですね。
*稀にここまでしても買うかどうか決まらない場合があります。
その場合、はじめの3ページだけを読む。
それでどうにもならなかったら、ま、どうにもならないようなものでしょう。

⑤近くの喫茶店に入る
 できれば家ではなく、近くの喫茶店に入り、そのまま読むことが好きです。
国立にはチェーン店のくせにアンティーク調のドトールだったり、良い喫茶店はたくさんあります。
吉祥寺は今のところ、やっぱりエクセルですが、夏に合う喫茶店を見つけたいものです。
天井が高いところが、夏は好き。
例)池袋・ジュンク堂→ベローチェ

きよしこ (重松清)

2006-12-18 17:39:11 | 本一般
吃音って程度が重くなると大変なんだね。
吃音じゃないけど、あたしは時々つっかかる。
特別人から言われたわけじゃないけど、時々つっかかる。
こうゆう、人とは共有できない(ってわけじゃないけどそれに近い)ものってどうにかできるのは自分しかないんだよなぁ、って思う。


【新潮社 新潮文庫 きよしこ 重松清】

プラナリア  (山本文緒)

2006-12-17 01:31:46 | 本一般
空気としてはよくわかるものなんだ。
なんとなくの毎日で、ひとつずつ重ねているつもりなんだけど、実際はなんもないんだよね。
結果としては悲観的に捉えた感じの雰囲気。

直木賞受賞作の「プラナリア」はそんないいとは思えなかった。空気以外が。
このなかでは、「あいあるあした」がよかったかな。
居酒屋の感じが福生みたいな雰囲気がある気がした。気がしただけだけど。
男性目線の女の人が意味わかんない感じで描かれてるのが良かった。娘にしても恋人にしても。


【文藝春秋 文春文庫 プラナリア 山本文緒】

24・7(トウェンティフォー・セブン)  (山田詠美)

2006-12-17 01:07:51 | 本一般
この短篇集で”24・7”って言葉を覚えたよ。
「一日に二十四時間、一週間に七日間。あなたと一緒にいたい24・7」って。

自分がそういったことに狂っている瞬間って、ひとつひとつを丁寧にするのが嬉しいようなこそばゆいような不思議な気持ちになる。
そんな感じ。

読み終わっちゃえばそんなに記憶に残るわけではないんだけれど、あたしは丁寧に行動する為に、その最中に読む。


【幻冬舎 幻冬舎文庫 24・7(トウェンティフォー・セブン) 山田詠美】

mediwo & dine

2006-12-17 00:54:21 | 喫茶店・書店
2時とか3時とかの昼下がりに、1時間程度のんびりするために入るのがオススメ。
ホットでもアイスでも割合ドリンクの量が多いし。
店内は近代的に明るい雰囲気を持っていて、ランチでもまずまずいい感じ。
で、まずまずいい感じだから、主婦率高いんだよね。
だからランチタイムにはあんまり行きたくないんだな。やっぱ静かなほうが本読みやすいし。

雨の日に行ったら店内はどんな雰囲気になってるんだろう。


【mediwo & dine 吉祥寺】