ウクレレ歌唄い・デイジー☆どぶゆきのブログだがね☆

ウクレレ歌唄い〜デイジー☆どぶゆきが日々を綴る日記♪
ウクレレレッスン情報/最新ライブ・W.S.予定まで☆

ブルースを辿る旅路....2☆

2013-01-10 22:26:24 | ☆徒然blog…♪
....いやはや、反響が意外にあって(笑)、適当に済ます訳に行かんくなって来ちゃいましたね(苦笑)。



そもそも、なんでこんな事書き始めたかっていうと、、、そう、B.B.キングという、ブルース音楽の王様のね、廃盤になっていたCDが、ごそっと出たんですよ、年末に。
そんで、その中から、ずっと欲しかった一枚をやっとこ入手できてね、聴き続けている事に端を発しているのです。。。



タイミングよく、ウッディ・ガスリーとレッドベリーの追悼盤を聴き狂っていた事もあり、まぁ、耳と心が、そっち向いてた訳です(笑)。
で、前からずっと、記事にしたいと思っていたのが、昨日のブログの写真のね、ガイドブックなわけ。
だってこれ....

「昭和63年7月発行」

なんだよ(笑)。




もうかれこれ、24年、手元において、折に触れて眺め続けているのです。。。
因にね。
高校1年の時。
しかも、これ、借り物(爆)。。。




そんなエピソードを、書こうと思ったのが発端だったんですが、なにやら壮大なお話になりそうだわ(笑)。





つーわけで。
第二章、であります。。。

新星堂のにーちゃんの薦めもあり、購入した一枚のレコード。
それがコチラ。
あ、これはCDのオビついてる写真ですけどね(笑)。



この後2年くらいの間に、ゆっくりと、ブルースブームがやってくる訳ですが、そのど真ん中で、このお方の完全全曲集、と云うものが発売されて、それはそれは、一般的にもかなり話題になったものです。

が、時はそれよりほぼ2年半前。

この人が、ロックファンにはそれなりに有名なブルースマンの一人だと云う事すら、知らないアタシだったわけですが、オビにはね、
「クラプトンのクロスロード、ストーンズのラヴ・イン・ヴェイン、のオリジナル奏者」と云うような事が書いてあってさ、おー、あのクリームの、くろすろーどか!と、それ位を頼りに購入した訳ですよ。





にーちゃんは、とてもニコニコしてました。
いーよー、それ。

まーさ、たかだか高校上がりたての坊主がさ、自分の好きな音楽に向かおうとしている様は、とても微笑ましくも嬉しく、写ったのでしょうね。。。




さ、ウチへ帰って早速針を落としてみるわけですが。。。




な、なんというスクラッチノイズ、、いや、もともとのマスターが既にノイズだらけなわけで。
だって、この時点でもう、50年前の音源てことだからね。
だけど、そんなノイズずら、なにかこう、妄想をかき立てると云うか....未知なる遥かな、アメリカ南部へと誘ってくれるがごとく感じられたのは、やっぱり多感な時期だったから、なのかもね。
そのノイズの雨霰の向こうから、、、きゅきゅきゅきゅい~ん、とボトルネック奏法の生ギター。
ボトルネックってのは....ウイスキーなんかの瓶のさ、口の部分をあっためて割ってさ、指にはめて、フレットを指で押さえるのではなく、その瓶をあてて、滑らせて演奏する方法のこと、なんですね、そーね、ハワイアンなんかでよく使う、スティールギターと同じよ☆原理は。
そんでその向こうから更に、音程不明!?なうめき声のような、歌が、被ってくる。。。

リズムも気ままなもんで、小節のながさも、結構アバウト。

なんじゃこりゃ(笑)。

でも、先述のハードロックの曲のイントロの部分に、たしかによく似ていて....それを頼りに、何となく曲の全貌をぼんやり把握する事は、、、曲によっては(笑)出来たような、気もしますね。


が、しかし、あまりに「アナーキー」且つ「沈鬱」な音、声。。。


さっぱり訳解らんかったけど、、、こ、これが、ブルースちゅうもんかぁ....!となにやらたまげまくった事はよく覚えてます。
ときおり、スピーカーが割れたように、ファルセット....ブルースでは「モーン」とかいいましたが、が大きな音量で聴こえて来る箇所があって、背筋が、ゾッ、としたり。。。



その日、帰ってからマルッと3回ほど、とおして聴きました。



いやね。
いくらブルースゆっても、こんなもん、最初に聴いたらアカンわ(笑)。
コイツのお陰で、それいこう、ブルースにも、そいから、音楽にも、すごい暗いもんを求めるようになってしまって(苦笑)。
多感な時期ってのは、ホント恐ろしい。
なんでもいいように解釈して、誇大妄想して、勝手に消化してしまうのです。。。




もう、こうなると、いい、とか、悪い、とか、好き嫌いとか、そんなもんじゃなかったですよ(笑)。
そいから暫くは、取り憑かれたように、、何度も何度も、聴きましたもん。
だんだん曲それぞれが、少しずつ違う事も、聞き取れるようになってきて。

これを理解できんと、ロックなんてできんわ、と、これまた勝手に思い込んでいた事も確かだし、おそらくは、クラスメイトの誰も聴いたことのない音楽を「発見」してしまった事の、密かな喜びも、あったわけですね。。。





当時、コイツにタメはって聴けるレコードと云ったら....これだけでした(笑)。



はい(笑)。
いままで何度となく引き合いに出して来たレコード、かの有名な「ジョン・レノン」の「ジョンの魂~プラスティック・オノ・バンド」です♪

こちらの方は、中学3年の正月に手に入れていて、、結構なショックと共に少し間をあけながら聴き続けていたのですが。。。






まーね、こんな、超弩級に濃い(苦笑)二枚を、多感な時期に聴いてしまったが故に、アタシの人生狂いっぱなし!?になってしまっているとも、言えなくもないはずですよ、はははは。





つーか、いいのかねぇ、こんな作品を野放しにしておいて(笑)。
真面目にそう思うときが、あるんですよ、いまでも。。。









にしても、そうか、こーゆー変な音階は、、、ロックでみんながかっこ良く歌っている、あのメロディーは、、、このブルースのような歌い方が原型になっているのか!
と云う程度の発見は、することができたのでした。
ギター弾いていたから、その音階とは、つまり、マイナーペンタトニック、をなぞっていることも、、、ちょこっとして気がつき....。

なにも、心に衝撃を受け、妄想男になっていただけではなかったわけですね(笑)。
ちょっとだけ、ロックと云う音楽の謎が、解けたりもしたわけです。。。





がしかし、次第にヘヴィなものヘヴィなもの、と求めるものが移って行く傾向には歯止めがかからず、そう!当時全盛を迎えようとしていた、かの有名メタルバンド~メタリカ、が、重苦しいテーマを引っさげて新作を発表したのもちょうどこの時期だったんですよ。
なかでも、ベトナム戦争時に映画化された、第二次世界大戦時の反戦小説を題材にした~ジョニーは戦場へ行った、をモチーフに書かれた「One」という曲には酷くショックを受け(というか、ショックを受けたかったんでしょうけどね、笑)、まー、それは毎日くらい顔をして、神妙にしていたりした時期でしたね(笑)。

反面、ブルースの洗礼を受けたせいか、ルーツっぽいロックにとても好みが向くようになっても来て、その頃流行っていた、

「ザ・ジョージア・サテライツ」にハマってみたり(笑)。
何処をどう切っても、これ、ブルースじゃないの?としか聴こえなかった「AC/DC」なんかの音楽にもずぶずぶハマって行きましたわ。

キーワードは、、、そう。

ブルース、だったんですね、すでに(笑)。






しかしそうこうしているうちに、そんな偏ったブルース観!?をかる~くもみほぐしてくれる!?出来事に遭遇するのです☆

そう、初めての、生ブルース体験!





これはもうね、忘れもしない。。。




B.B.キング、そして、アルバート・キング、という、二大巨人のジョイントコンサート!だったわけです☆






ああああ。
ぜんぜん書ききらんくなっちゃったじゃない(苦笑)。




また明日(笑)。








最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (haji)
2013-01-12 12:35:49
おもしろ深いわ~!
返信する
Unknown (誠一)
2013-01-13 23:41:17
自分も人のこと言えないが(笑)

BB、メタリカ、ジョンレノン、

玉手箱だな音楽の(笑)
自分は、所謂勝手にドブルースとよんでる
ルーツ的ブルースは、一生懸命聴いてない
むしろ、ZZトップ、ジョニーウィンター、クリーム、ゲイリームア、などなどの
楽曲の解説で、ルーツのブルースを
少しかじった程度だな

十代で、そのレコード聴き切った
どぶゆき少年すげーな(笑)

返信する
いやいや、 (どぶゆき。)
2013-01-17 14:05:05
ただ、ひねくれていただけなんだよ、きっと(苦笑)。
ルーツが、どんなものか、、、本当に知りたかったのです。。。
それくらい、ビートルズや、当時はやっていた憧れのミュージシャンに、、、ぞっこんだったってことですよ、ははは。。。
だって、彼らのようになるには.....ね(笑)。
返信する

コメントを投稿