twincafe akane diary

あかねの独り言日記 2008~

無意味という意味について

2010年12月31日 | Weblog
存在を意味というならば
わたしは意味を持たない場所に居たい

生きているかどうか
確かめる術もないほどに
ちいさな独り言の合間の
句読点の隙間でいい

だれにも気付かれぬ遠くの森林深く
老いた樹木の影にじっとして
きみのしあわせを祈るわたしでありたい

目が覚めれば忘れてしまう
夢の中でだけ会えればそれは幸せだとおもう

どうか忘れて欲しいといつも思いながら
また年をとる

忘れたい忘れたいと思いながら
また年をとる

自分がどこに居たのかも
どこに居たかったのかも
わからなくなるほどに

ただ無意味に空を見上げて
また年をとる

いつかこの身が樹木に溶けて
シダになる日がくるのであれば

最新の画像もっと見る

コメントを投稿