久々のDIYネタです。
入居者さんより、キッチンの水栓のレバーが壊れたと電話連絡がありました。
「破損の場合は、入居者さんにて水道工事屋を手配して修理をお願いします」と伝えると、「水道工事屋を呼んで見てもらったけれど、『水栓のメーカーが分からないので修理できない。大家さんに連絡して水栓のメーカーを調べてもらって欲しい』と言われたので連絡した。」とのこと。
そこで建築した工務店に確認したところ、20年以上前に建てた建物であるうえに、システムキッチンに付属している水栓なのでどこのメーカーかは分からないとのつれない回答でした。
仕方がないので、とりあえず自分が見に行って確認することにしました。
確かにハンドルが取れてしまっています。
ただ、ハンドルが壊れたというよりも、ハンドルを固定しているビス穴のタップ溝が摩耗してしまっていてビスが締まらず、ハンドルが固定されない状態でした。
水栓のメーカーを調べようと品番ラベルを探しましたが、剥がれてしまったのか見当たりません。
水栓とレバーの写真を撮って、ひとまず帰宅しました。
帰宅後、レバーの形状を元に、グーグル先生の力を借りながらメーカーを調査したところ、どうやらKVKというメーカーのKM346MSという水栓だということが(まさに奇跡的に)分かりました。
ネットに分解図も載っていて、「⑨シングルレバーカートリッジ PZKM110A」というものを交換すれば直りそうです。
普通ならここまでの情報を入居者さんに伝えて、あとは水道工事屋さんに修理を依頼してください、でいいのかもしれませんが、DIY根性が出てしまい、つい、「カートリッジ代のみ出して頂ければ、私が修理しますよ」って言ってしまいました。。。
で、・・・・購入しました。
それにしても、20年も前に生産終了した製品の補修部品がまだ手に入るというのは何気に凄いですね。
早速、再訪問して交換を試みたのですが、、、
このカートリッジを包んでいるカバー(分解図の⑧番)が固くて外せません。。。
レンチで無理やり回そうとすると、下の部分も一緒に回ってしまい、下の配管がねじ切れそうです。。。
その場でスマホ検索すると、専用の工具がないと固くて外せないという口コミが多数見つかりました。
再度、出直すことにしました。
で・・・・買いました。
カートリッジより高価でした。。。
日を改めて再々訪問です。
さすが専用工具です。
外れました。
外れてしまえばあとは簡単です。
レバーもしっかり固定されました。
入居者さんからカートリッジ代のみ頂き、無事に修理完了しました。
また一つ 徳を積みました。