【物件名:自宅】
夜、2階の寝室で寝ていたら異音で目が覚めました。
音が気になって眠れないので、ふとんから出て音の出所を調べてみると、寝室の真下にある浴室の方から聞こえてきます。
浴室の中を確認すると換気扇機能のついている「浴暖くん」から、「ギュイーーン」という大きな音が出ていました。
夜遊びから帰ってきた息子がシャワーを浴びて換気扇を回したみたいです。
換気扇の電源を入り切りしてみましたが異音は止まらず、仕方がないので換気扇を止め浴室の窓を開放してその日は寝直しました。
後日、確認してみると、この「浴暖くん」は2006年7月製ですでに15年以上経過していました。
(豆知識:ガス機器は、製造番号の頭の数字が製造年月を表しています。)
製造年月からみて、業者に見てもらうとたぶん交換コースですが、ブロアモーターの分解清掃程度で直ると推定し、まずは自分で修理を試みることにしました。
さっそく外ケースを外そうとしましたが、どこにもネジが見当たりません。
型番からネットで施工説明書を探して確認したところ、下部に細長いカバーがあり、それを外すと隠しネジがあることが分かりました。
ネットは便利ですね。
カバーが外れました。
本体左側にファン用モーターが見えたので、換気モードで運転させてみました。
しかし、このモーターが回っている様子はなく、もっと奥の方から異音が出ています。
どうやら、浴暖くんは、暖房用のファンと換気用のファンの2つのファンがあって、今回は換気(排気)用のファンから音が出ていることが分かりました。
そのため壁から本体を外してみたら、排気口の周りに真っ黒なホコリがびっしりついて、その奥の方にファンがありました。
そこで、この穴の中をブラシと掃除機で綺麗に清掃してみました。
真っ黒な埃の塊が出てきて、浴槽の中にもいっぱい落ちました。
換気扇を回しながら掃除していたら、急に音が小さくなり、掃除機でしっかりホコリを吸い取ったら、異音がしなくなりました。\( 'ω')/
どうやら、排気口周辺にゴミが蓄積して、それが排気用ファンに干渉して異音がでていたようです。
てっきりブロアモータを分解し、ベアリング交換までやらないといけないかと覚悟していたのですが、意外に簡単に直りました。
1時間位、換気扇を回しっぱなしにして様子を見ましたが、再発しないようなのでケースを元に戻して修理完了としました。