
あなたの人生はあなたが作り出した人生です。
あなたの世界はあなたが作り出した世界です。
あなたの願望はあなたが作り出した願望です。
つまり答えを出せるのはあなただけなのです。
わたしでさえ、あなたが作り出しただけです。
あなたが「自分を信じきる助けがほしい。 自分の願望をかなえるのに
ふさわしい真実が知りたい」と思ったから、わたしが現れただけです。
真実はあなたの思考の数だけあります。
そして、あなたの思考にふさわしい真実からあなたのまわりに
現れるのです。
あなたのまわりの状況はあなたに近いほど、正確にあなたの内面を
表していると考えてかまいません。
あなたの手の及ばない遠くで起こっている不幸なことは、あなたの内面を
反映していることには変わりありませんが、あなたが深く考えなければ
淡い残像としていずれ消えていきます・・・。
あなたのまわりの人は忠実に、そして誠実に、正確にあなたの思考を
支えてくれます。
あなたが他人に答えを求めたい・・・、これはあなたが自分の意思決定を
他人にゆだねているのと同じです。
なので、まわりの人は「あなたには力がない」と誠実に訴えかけてきます。
それでさえ、本当はあなたの力なのですが・・・。
他人に答えを求めれば求めるほど・・・、誰かに自分を納得させてほしいと
思えば思うほど、その状況を正確に反映して正反対の状況に進んでいきます。
あなたに必要なものは外に答えを求めない、内なる決意です。
表面上の荒波には影響されない、深海のゆったりとした水の流れのように・・・。
あなたの外界は、自分の願いをかなえるための手段が自然にやってくるための
媒体(ばいたい)です。
あなたがなにかをやりたいと思うと、外の世界が徐々に変わっていきます。
そしてあなたのところに求めるものがもたらされるのです。
その時にあなたは決心する必要があります。 行動する必要があります。
しかしながら、ただの媒体にすぎないものです。
あなたの思考の代わりにはなりません。
あくまで決定するのはあなたなのです。
自分に力があると思い出すことを決心すれば、あなたのまわりには
それを助けてくれるいろいろなものが現れてきます。
わたしもその一部です。
でも、そういった、ただ助けてくれる存在に逆に依存してしまっては
また決定権を明け渡してしまいます。
あなたはいずれ一人で歩いていく・・・。
でも、あなたの力はあなた個人ではない、巨大なもの・・・。
でも、決定するのはやはりあなたひとりなのです。
あなたがこの世界はよい世界だと思えば、あなたを中心にしてよい世界が
広がっていきます・・・。
ふとした否定的なことが気になって「この世界はどうしようもない・・・」
と思えばそれを裏付ける世界がじょじょに広がっていきます・・・。
だから、あなたが幸せになってくれればわたしはうれしいのです。
あなたを幸せにしてくれるのは他人ではありません。
あなたです。
あなたは以前よりもかなり自分の力を信じるようになってきています。
だからわたしが現れました・・・。
でも、その流れを逆流させないで・・・。
わたしを含むこの世界はあなたが喜びを得るためであれば、精一杯
お役に立ちたいと思っています。
でも、決定権をわたしたちにはゆだねないでください。
あなたのまわりの他の誰にもゆだねないで・・・。
決めるのはあなた・・・。
あなたが進むべき道を決めるのもあなたです。
あなたの進むべく道は・・・、
あなたの喜びです。
その場、その場でできるだけあなたに喜びを与えてくれる道を
進んでいくのです。
小さいことでいいからうれしいこと、楽しいことに進んでください。
無理に大きなことをしようをしなくてかまいません。
「自分にできるかどうかわからない・・・」と確信が持てなければ
小さいことから始めていいのです。
その範囲がだんだん広がっていけば、大きなこともできるように
なります。
喜び・・・、これこそが最大の力なのです。
あなたはそれに十分に値します。
自分が思っているよりももっと、もっと・・・。