社労士・行政書士・司法書士・司法試験 -合格のためのお薦め基本書・テキスト-

今後ますます人気が高まることが予想される人気士業資格に合格するために本当にお薦めできる基本書・テキスト等をご紹介します。

はじめに

2013-05-11 10:52:18 | はじめに
ここ数年、社会保険労務士・行政書士の試験は、非常に難易度が上がっています。
そして、両試験とも、司法改革の波を受けて、試験の科目等の変更が予想されています。
したがって、今後両試験の勉強方法は、全く変わってくると思われます。
特に、社会保険労務士は、労働審判における代理権の付与が期待されており、それに併せて、試験制度も大きく変わることが予想されています。
そこで、両試験の多くの合格者の方々のご意見をもとに、合格するために本当にお薦めできる基本書や過去問集などをご紹介するとともに、今後の試験の変更に合わせ、ブランニューの情報をお届けするために、このサイトを立ち上げました。

また、難易度が極めて高い資格である司法書士試験や司法試験についても、数多くの合格者の方々のご意見をもとに、最近のトレンド等を徹底調査した上で、実際にそれらの基本書、参考書、演習本、判例集、過去問集、択一対策本等を検討することにより、本当にお薦めできる本を厳選しましたので、併せて紹介させて頂きます。

あまりにも広い範囲でお薦めの本をご紹介させて頂くと、ご覧になる方が迷われると思われるので、出来る限り厳選して、ご紹介させて頂いています。
また、内容については随時ブランニューになるよう更新致しますので、定期的にチェックされることをお薦めします。

※現在、全ての内容についてリニューアルしております。社労士試験のみ更新しましたが、アップされていない箇所も近日中に随時アップしていきますので暫くお待ち下さい。

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社労士試験 -入門書・基本テキスト-

2013-05-10 17:59:02 | 社労士試験 -入門書・基本テキスト-
<入門書>

「労務関係の知識が全くないのですが、社労士試験に挑戦して、合格できるでしょうか。」
といったご質問を頂くことが多くなっています。
「毎日必ず勉強し、勉強方法を間違えなければ、どなたでも短期間で合格ラインに達することは出来ます。」
とお答えしていますが、そんな時私はいつも、そもそも本当に社労士という仕事に興味が持てるのかということを確認されたほうが良いと思っています。
従って、そのようなご質問を頂いた時には、労務知識がゼロでもとても面白く読める以下の2冊の本を紹介させて頂いています。
この2冊はあっという間に読めますので、面白そうだなあと思ったら、本格的に勉強を始められれば良いと思います。

労働法のキモが2時間でわかる本

社会保険・年金のキモが2時間でわかる本

また、入門講座を受けなくても、真島先生の入門書を読んで頂ければ十分だと思いますので、併せて紹介させて頂きます。

真島式社労士試験入門講座〈平成25年版〉

<基本テキスト>

各社の基本テキストは以下の通りです。

「出る順社労士必修基本書」(LEC)
「うかる!社労士総合テキスト」(富田先生)
「社労士極テキスト」(ダイエックス)
「真島のわかる社労士 基本書」(真島先生)
「うかるぞ社労士 基本テキスト」(秋保先生)
「ナンバーワン社労士必修テキスト」(TAC)
「U-CANの社労士 速習レッスン」(ユーキャン)

以上について検討しました。

まず結論を書きますと、
「LEC」「富田先生」「ダイエックス」が推しです。

「LEC」は、必要な情報が比較的しっかりと掲載されていて、見やすいと思います。
以前のものは、個人的には非常に使いにくいと思っていましたが、最新版はよく出来ていると思います。

同じくらいお薦めなのは「富田先生」です。
後発の基本書ですので、どれくらい知名度があるかわかりませんが、とても分かりやすいと思いましたし、内容の充実度も標準以上です。
これから、人気が出てくる基本テキストなのでしょう。

「ダイエックス」も良いですね。
内容の充実度は「LEC」や「富田先生」とあまり変わりませんし、以前は視覚的に分かりにくかったのですが、最近のものは良くなっています。

「真島先生」「秋保先生」は、標準的なテキストという感じです。普通に必要なことは掲載されているというイメージですね。
但し、「真島先生」は、個人的にはお薦め出来ません。

私の意見としては、「LEC」「富田先生」「ダイエックス」の三冊の中から、ご自身が感覚的に使いやすいなと感じられたものを選ばれるのが良いと思います。
「秋保先生」も相性が良さそうならば選んでも良いでしょう。

そして、これでは合格に必要な情報があまりにも足りないと感じたのは「TAC」です。
従前のものは比較的良いと思っていましたが、最近は中身があまりにもスカスカになっています。
今の社労士試験は、何が出されるか分からないので、TACのハイレベルテキストを参考書として位置づけして、基本テキストはシンプルにしたのかもしれませんが、大事なことが書いてありませんので、言葉足らずで誤解して覚えてしまうのではないかと思われる箇所があります。
初めて社労士試験をやられる方には、「出来る限りシンプルなものでさらっと全体像をつかんでもらって、最終的にはハイレベルテキストに重点を移さないと合格できませんよ。」と仰いたいのかもしれませんね。
ハイレベルテキストを基本テキストにする気合いのある方が、最初と最後にさらっと使うのであれば使われても良いでしょう。

「ユーキャン」は視覚的な部分、特に導入部にかなり気を使って、まさに初学者が挫折しないようにと工夫しているように感じました。
しかし、結論から申し上げるとお薦めできません。
私個人の見解としては、実は混乱しやすいテキストなのではないかと思っています。
勉強しにくいと思います。
また、内容的にも足りないと思います。

横断本もいろいろ出ていますが、私は、コンパクトに必要なことがよくまとまっているTACの「ナンバーワン社労士 必修横断整理」かダイエックスの「社労士横断式学習」をお薦めします。

一番重要なことを書きます。
資格の試験というのは、必ずコツを上手く掴んで短い勉強時間で一発合格する方がいらっしゃいます。
旧司法試験であれば、そのような方はほとんどいらっしゃいませんでしたが、難化の一途をたどっていると言われる社労士試験でもそのような方は毎年少なからずいらっしゃいます。
従って、「LEC」「富田先生」「ダイエックス」のいずれかを選択されて、過去問を数回まわしただけで、1年で合格される方はいらっしゃるでしょう。
しかし、自分なりに1年間死ぬ気でやったと思われたのに涙を飲んだ方はやはりハイレベルテキストをやられるべきだと思います。
本当は、1年目から「TAC」の必修テキストを一度まわしたら、その後はハイレベルテキストを徹底的につぶして欲しいのですが、挫折する方が少なくないと思い、上記の三冊を推薦させて頂いています。
ハイレベルテキスト(最初に必修テキストを一度まわせばなお良い)、過去問3周、各受験予備校模擬試験計5回受験。
これが私の最もお薦めする合格への道です。
時間の問題、挫折の問題を考えて妥協するとハイレベルテキストの代わりに上記の三冊のいずれかということになります。
仕事をしながら本当に1年間だけでさらっと合格という方は合格者全体の1割程度だと私は思っています。

最後に一言。
あれこれ手を出すのは良くありませんが、資格の試験で本代をケチる方は合格出来ないでしょう。
予備校のお金に比べたら本代などたかが知れています。
1年間がんばって泣いた方は、是非ハイレベルテキストと正面から向き合って下さい。
やり切れば合格出来ます。
社労士試験は運の試験ではないと確信出来るでしょう。

2013年版出る順社労士必修基本書 (出る順社労士シリーズ)

うかる! 社労士 総合テキスト 2013年度版

社労士極テキスト〈2013年度版〉

2013年版 うかるぞ社労士 基本テキスト (QP books)

ナンバーワン社労士 必修テキスト 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

ナンバーワン社労士 ハイレベルテキスト (1) 労働基準法 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

ナンバーワン社労士 ハイレベルテキスト (2) 労働安全衛生法 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

ナンバーワン社労士 ハイレベルテキスト (3) 労働保険法 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

ナンバーワン社労士 ハイレベルテキスト (4) 雇用保険法 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

ナンバーワン社労士 ハイレベルテキスト (5) 労働保険料徴収法 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

ナンバーワン社労士 ハイレベルテキスト (6) 労働に関する一般常識 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

ナンバーワン社労士 ハイレベルテキスト (7) 健康保険法 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

ナンバーワン社労士 ハイレベルテキスト (8) 国民年金法 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

ナンバーワン社労士 ハイレベルテキスト (9) 厚生年金保険法 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

ナンバーワン社労士 ハイレベルテキスト (10) 社会保険に関する一般常識 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

ナンバーワン社労士 ハイレベルテキスト (別冊) 直前対策 一般常識・統計/白書/労務管理 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

ナンバーワン社労士 必修横断整理 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

社労士横断式学習〈2013年度版〉

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社労士試験 -過去問集・問題集・六法-

2013-05-10 17:58:51 | 社労士試験 -過去問集・問題集・六法-
<過去問集>

結論として「IDE社労士塾条文順過去問題集」「ナンバーワン社労士 過去10年本試験問題集」の二つをお薦めしておきます。

「IDE社労士塾条文順過去問題集」は解説がとても丁寧でもれが少ない点と字が大きいのでなんとなく精神的にとっつきやすいと感じるところが良いですね。
ハイレベルテキストを使わない方はこれくらい解説が詳しいものを選ぶ方が良いでしょう。
ただし、7年間分しかないという難点があります。

そこで、多くの方々が使われている「ナンバーワン社労士 過去10年本試験問題集」を選ぶのも良いと思います。
10年分ありますし、解説もまあまあ適量だと思います。
ただ、以前より減ったとは言え、非常に評判の悪い解説の「〇 本肢のとおりである。」はまだそれなりの数残っています。

現時点ではどちらかの選択しかないでしょう。

2013年度版 i.D.E.社労士塾条文順過去問題集(1)労基・安衛

2013年度版 i.D.E.社労士塾条文順過去問題集(2)労災・雇用

2013年度版 i.D.E.社労士塾条文順過去問題集(3)労働保険徴収法・労働一般

2013年度版 i.D.E.社労士塾条文順過去問題集(4)健保法・社会一般

2013年度版 i.D.E.社労士塾条文順過去問題集(5)国年法・厚年法

ナンバーワン社労士 過去10年本試験問題集 (1) 労働基準法・労働安全衛生法・労災保険法 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

ナンバーワン社労士 過去10年本試験問題集 (2) 雇用保険法・労働保険料徴収法・労務管理その他の労働に関する一般常識 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

ナンバーワン社労士 過去10年本試験問題集 (3) 健康保険法・社会保険に関する一般常識 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

ナンバーワン社労士 過去10年本試験問題集 (4) 国民年金法・厚生年金保険法 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

<問題集>

問題集については、定評のある「合格のツボ 選択対策」「合格のツボ 択一対策」「合格のツボ 選択対策」がお薦めです。
ハイレベルテキストを基本テキストとしない場合は、基本テキストと同じものを揃えるのも良いでしょう。

ナンバーワン社労士 合格のツボ 選択対策 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

ナンバーワン社労士 合格のツボ 択一対策 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

ナンバーワン社労士 必修問題集 2013年度 (TAC社労士ナンバーワンシリーズ)

2013年版 出る順社労士 ウォーク問一問一答カード 1労働編 (出る順社労士シリーズ)

2013年版 出る順社労士 ウォーク問一問一答カード 2社会保険編 (出る順社労士シリーズ)

うかる! 社労士 総合問題集 2013年度版

うかる! 社労士 一問一答 労働編 2013年度版

うかる! 社労士 一問一答 社会保険編 2013年度版

社労士一問一答 基礎編〈2013年度版〉

社労士一問一答 合格編〈2013年度版〉

2013年版 うかるぞ社労士 予想問題集[択一式&選択式] (QP books)

<六法>

六法は社労士受験用を購入されることをお薦めします。
必要です。

平成25年対応版 社労士受験六法

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社労士試験 -専門書-

2013-05-10 17:58:36 | 社労士試験-専門書-
<専門書>

社労士試験の勉強で、最初に勉強する可能性が一番高い科目が労働基準法です。
また、最も重要な科目でもあります。
使用者と労働者の関係についての基本的な法律だからです。
丸暗記が多いことが、社労士試験の特徴の一つですが、きちんと理解しておかなければならない科目の最たるものが労働基準法です。
そして、今後の試験改革で、これまでとは比較にならないほど難しくなる可能性が高いのも労働基準法です。
最近の傾向として、最高裁判例が出題されるようになっていますが、これまでのような単純に知っているか知らないかという問題は出題されなくなってくるでしょう。
判例そのものの深い理解を問う問題になってくると思います。

従って、複数受験の方も、これから始める方も、市販のテキストをある程度回した後は、本当の意味での労働基準法の勉強をされることを強くお薦めします。
テキストは、以前書かせて頂いたように、過去問の焼き直しでしかありません。
同じ傾向の試験が続くのであれば、テキストだけでも合格できるでしょうが、今後は無理でしょう。

と言っても、最初から専門書を読むのは、時間的に余裕がないでしょうし、読まれても労働法の勉強を本格的にやったことのある方でないと、理解するのは難しいと思います。
したがって、せめて下で紹介させて頂いている「プレップ労働法」のような入門書くらいは一度読んで、労働基準法の本質的な部分の勉強をされたほうが良いと思います。

プレップ労働法〈第3版〉 (プレップシリーズ)

更に、参考書として、非常に著名な菅野先生、水町先生、土田先生の名著三冊も紹介させて頂きます。

労働法 第10版 (法律学講座双書)

労働法 第4版

ウォッチング労働法 第3版 (法学教室Library)

年金関係では、この本は必須です。

年金保険法〔第3版〕: 基本理論と解釈・判例

<特定社労士試験必須専門書>

最後に、余り知られていませんが、特定社労士の研修・試験で、必須とも言うべき本を紹介させて頂きます。
社労士試験に合格したら、特定社労士試験も受験したいと思っておられる方は、是非お読み下さい。
この本がないと宿題をやることができません。絶対に必要です。もちろん、実務でも必須ですよ。

労働事件審理ノート〔第3版〕

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