

ふーんってトコ。 大したインパクトのある話ではない。 ただ、まぁ新聞の組み方によっては、本来伝えるべきは「それ」か?と、思いたくなる記事も存在する...。 そも「世論調査」なんぞってもんが、信用し切れないから、仕方がないんだけど...。
例えば...

これ見よがしな見出しの付け方だと思う。 記事内容を端的に伝えた上で、インパクトが必要とでも考えたのかもしれないが、ここで設定した「インパクト」は、民主叩きの方向にしか受け止められない。 民主党支持は上昇したが、鳩山代表に期待は集まっていない?...って言うか、言いたいのは「小沢院政確定的!」を伝えたいんだろ!?と、新聞社の厭らしい意図が透けて見える。 一面にこれを載っけて、社説で以下の通りまくし立てる...。

産経新聞【主張】小沢代表代行 これでは何も変わらない 2009.5.19 03:13
民主党の新執行部が決まり、小沢一郎前代表が選挙対策を指揮する筆頭代表代行となった。
西松建設の違法献金事件をめぐって辞任した小沢氏は、その後も巨額献金の使途などについての説明責任を果たそうとしてこなかった。それを、鳩山由紀夫代表は小沢氏の選挙面での実績を評価し、党のナンバー2といえる役職に引き立てた。
何もなかったかのように、代表選をはさんで執行部に復帰した小沢氏だが、これが政治的かつ道義的責任の取り方だとすれば、誠に残念である。
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査によると、小沢氏の代表辞任が民主党にとってよかったと思う人は74%に上った。「挙党態勢を強化するため」といった小沢氏の辞任理由の説明に、納得できないという回答も7割を超えた。
多くの国民は、民主党が違法献金事件に対し、自浄能力を発揮していない事実に失望感を抱いていることを示している。
鳩山氏への期待は、信頼感や「選挙の顔」などの面で麻生太郎首相を上回ったことにうかがわれる。だが、看板の掛け替えにすぎないことは、いずれ見透かされるだろう。
危惧(きぐ)するのは、「小沢執行部体制」が実質的に何も変わっていないように見えることだ。幹事長に就いた岡田克也氏も、小沢氏の起用を了解した上で執行部入りを決めたのだろうか。
選挙対策という仕事を任せることについて、鳩山氏は「卓越した手腕」を活用したいとし、役職に就けることで影響力を制限できると説明した。鳩山氏は候補者調整や選挙資金の透明化を主張していたし、岡田氏も幹事長の権限の明確化を求めていたとされる。しかし、小沢氏との間で、選挙資金の扱いも含めてどのような役割分担を決めたのだろうか。
一方、麻生首相の指導力を評価する意見は10%台にとどまるなど、政権への厳しい見方は変わっていない。不信感をどう払拭(ふっしょく)するか、内政外交の懸案を一つずつ解決してほしい。
補正予算案は19日から参院予算委員会で審議入りするが、海賊対処法案はメドが立っていない。鳩山氏は基本的に審議拒否はしない姿勢を示している。重要法案の審議を促進し、政局よりも政策本位に転じる姿勢を見せるべきだ。
」

挙句の果てに、某阿呆総理に、こんな発言を許す訳でしょ?

色々話が出た中で、聞かれたから答えたんだろうけど、やっぱり国策調査仕掛けた側としては、ここで攻撃目標見失う訳いかんよね。 とは言え、自民党の人間に、偉そうにこんなこと言われたくもない。 金権まみれなのは、お互い様だろ? いい加減、トカゲの尻尾切りで済まそうとする発想はやめろ!って言いたい。

脱小沢が果たせなかったことは、自公にとっては大きなメリットだし、ここはキッチリ叩いておかないと...って、何でマスコミが動くんだろ?