giornale di musica

「吾沙鷺百式」主宰 ギター弾きのまつもとあきら

たくさんの刺激を受けて。

2006-06-12 | Notes
6/9金曜に、神戸のMaiden Voyageまでライブを見に行ってきました。3組出演中2組は私の音楽仲間。

Mr.Smithという男2人のアコースティックユニット。歌とギター。ギターのりょうたくんは前々からの知り合いだったけどライブを見るのは初めてでした。。。っておお~うっまいじゃん。彼は年下で普段は「今度ギター教えてください!」とか言ってる謙虚な若者なんですが、いやいやポップスのギターアレンジなんか自分より全然こなしてんじゃん。そして右手は押尾コータロー流のパーカッシブなプレイも身につけてて、正直感服しちゃいました。上達の仕方がすごい。やば。ここ数年満足な活動が出来ずじまいの自分と、片や最良の相方とじっくり活動を重ねてきた彼と、こうも違ってくるもんだなと思った次第です。相方さんのボーカルも素晴らしい。こんな相方に出逢えてたらなあ。

そして、何度かサポートしてるシンガー古川麻友が、改名して今年から新たに結成した「春日麻友と猪鹿蝶」。ピアノの島田氏は以前私が参加してたボサノババンドのメンバー同士で、その後もセッションやゲスト参加などで共演している仲です。前々から麻友っちと島田氏が新しくバンドやるって話を折に触れて聞いてましたが、演奏を聴くのはこちらも初めて。これがおお~見事。各プレイヤーのサウンドと麻友っちのボーカルがマッチしててすっごくかっこいいバンドになってました。二人とも以前からメンバー探しに苦労していたのを知っている分、それがハマってできあがったサウンドの見事さが強く伝わってきましたね。それと、ベースの前垣くん、若いのにすっごくいいベース弾くんだこれが。ジャズやフュージョンもバリバリいける人ですが、ボーカルものをここまでカッコよく弾けるベーシストはなかなかいませんよ。すげ。

何度も共演してる音楽仲間が新しいメンバーとクオリティの高い音楽をやっているっていうのは大いなる刺激になります。いいメンバーとの出会いって大事よね。それと、彼らに比べて自分がミュージシャンとしてまだまだ充実してないってことにも気付かされた。彼らと同じように、自分も自分の納得できる演奏を見せられないと、ってあらためて思わされました。

正直なとこ、最近年齢的にも仕事のこととか、結婚とか(相手なんかおりませんが)、いろいろ考えないとって思ってたんですが、そういうのどうだっていいからもっとちゃんと音楽活動やりたいって強く思ってしまいましたね。結局音楽活動が充実してないと自分はだめなんだな。もし仕事が順調でステキな伴侶を得られたとしても、音楽がやれてない自分ってやっぱうそだなと思っちゃうんだろうから。

明日はでぃことみーあのリハ。私もまた新しいユニット活動をスタートさせたわけだし、みんなに負けないようにまた気持ち入れなおしてがんばろ。

today's tune [ Waltz For Katia ] John McLaughlin

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2 コメント

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音楽 (Mariko)
2006-06-13 09:14:34
私もあらたに活動しようと企んでいるところ^^

年齢なんて関係ないさ!

できるところまで音楽やりまっしょい♪
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★Marikoさん★ (あきら@guitar)
2006-06-14 08:30:01
そうさ~年齢なんて関係ないんよ。いくつになっても音楽は楽しめるもんさ。



でもね、ごっつううまい若いのが最近たくさん出てきてるんですよね。なんかね、こっち長年2軍で頑張ってきて、ようやく一軍が見えてきたかな~なんて思った頃に、彗星のように現れていきなり一軍で活躍しちゃう野球選手のようにね。



Marikoさんも新しい活動考えてらっしゃるのね。どんなんかな。ぜひ形にしてお披露目してください☆



ちなみにMr.Smithのギターのりょうたくんは我々の馴染みのすみすりょうた氏だよ☆



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